kazuさんのアコードハイブリッド の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年11月09日

  • ホンダ
    アコードハイブリッド
    2013年06月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • ハイブリッドの新しい形

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.0
  • 外観デザイン

    4.0

    インテリア

    4.0

    走りやすさ

    4.3

アコードハイブリッドについてのオススメポイント

  • 外観
    アコードはかなり大きな車だ。全長は4915mm、幅は1850mmもある。アコードもまた海外をターゲットにした車にシフトしたので、もはや日本向けのサイズではなくなった。大振りではあるものの、なかなかスタイリッシュだ。凛々しい顔もそうだし、サイドのキャラクターラインなど所々にシャープなラインを施すことによって、実寸ほどの圧力を感じさせない。またハイブリッドの証となるブルーをフロントグリル内部やヘッドライト回りにあしらって、爽やかな印象を持たせている。

    内装
    立体的な造形のインパネ。だが、どこか薄口なのがホンダの伝統。木目とメタルを多用してすっきりした高級を演出している。ただ、センターコンソール周辺のメタルが多すぎる気がして、これが逆に高級感を削いでいるように思う。「中の上」の質感だ。

    走り
    アコード最大のセールスポイントは、新しいハイブリッドシステムである。今やハイブリッドと言っても、タイプがいろいろある。そんな中で、このアコードのハイブリッドシステムは発想が革新的だ。個人的には、ハイブリッドの最も好ましい形がこのタイプだと思っている。
    ハイブリッドのタイプは大きく3種類に分けると、
    ①かつてのホンダのハイブリッドのように、エンジンが主導でモーターはアシストするだけのタイプ
    ②トヨタプリウスのようにエンジンとモーターの役割が半々のタイプ
    ③モーターが主導でエンジンは発電の役割を果たすタイプ
    がある。そしてこのアコードは、③のタイプだ。
    つまり、アコードはほとんど電気自動車と言ってよい。スタート時はもちろんほとんどの走行状況において駆動力はモーターのみなのだ。エンジンはというと、基本的に発電に徹しており、モーターのトルクだけだと不足するような走行状況の時に駆動系と直結する。しかしエンジンと駆動系の間に変速機はなく、ギアが高い状態がデフォで設定されているため、エンジンのパワーはやんわりアシストするセッティングなのであって、やはり主役はモーターなのだ。

    だから、走り味はまんま電気自動車である。静粛性高く、音振も抑制されている。ボディが大きい割りには軽快な走りで、ハンドリングも良く、走行安定性も高い。ボディサイズからすると、重厚な乗り味を想像しそうだが、外観の印象通り、颯爽と駆け抜けていくような爽やかさがある。エンジンの存在は、聞き耳立てれば音で判断できるものの、エンジンが直結してアシストしてる瞬間とかは、体感上はよくわからなかった。というか、エンジンのオンオフ自体も静かでよくわからない。もっと長くいろんなシチュエーションで乗ると、エンジンの存在感を強く感じる場面が出てくるのかもしれないが、試乗レベルではわからなかった。
    しかし、電気自動車の最大のネックであった、「バッテリーがなくなることによる走行不能状態」を、エンジンを主に発電のために使うことで解決するというこの発想、これぞハイブリッドシステムの理想形ではないだろうか。この路線で熟成させていくのが一番いいような気がする。
    こんな走り味の車が、ついに大型セダンでも出てきたのだなあと、ちょっと感動した。ちなみに燃費はカタログ値でリッター30kmだ。

アコードハイブリッドについての不満な点

  • アコードという車自体は別に悪くないものの、やはり日本で使うには大きすぎる。このサイズはかつての大型セダンだったクラウンよりもさらにでかい。幅にいたってはセルシオよりも大きいのだ。このサイズはさすがに持て余す。私自身はこういう大きなセダンもすごく好きだが、多くの人に勧められるかと言えば、やはり現実的ではない。

アコードハイブリッドを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • アコードのこの画期的なハイブリッドシステムは、モーター2基とエンジン1つで構成されている。
    走行用のメインモーター(169ps、31.3㎏m)と、発電用モーター、それと発電モーターを回す用のエンジンという役割分担である。
    モーター走行をメインに据えて、EVの最大のデメリットである、「電力切れによる走行不能状態」を回避するために、エンジンと発電モーターによって発電する。
    このシステムがおそらく一番良いように思う。これをもっともっと熟成進化させていけば、驚くような燃費を叩き出す車が出来るのではないだろうか。
    三菱アウトランダーPHEVだって、発想そのものは同じだ。あの車にいたっては、1回の走行が50キロ程度であれば、プラグインで充電もするからいつになってもガソリンは消費しない。凄まじいエコレベルである。
    こういう発想の車はまだまだ生まれたばかり。システム的にも車的にもまだまだ改良の余地がたくさんある。でも、この発想、このハイブリッド路線は、これからの主流になる可能性が高い。ぜひともこの路線で魅力的な車を輩出していってほしい。

アコードハイブリッド関連ページ

  • ホンダ
    アコードハイブリッド
    2013年06月 発売
     

この試乗レポートは参考になりましたか?

  • はい
  • はい
  • いいえ
  • いいえ
dummy 人中、 dummy 人の方がこの試乗レポートが参考になったと評価しています。

他のカーソムリエの アコードハイブリッド の試乗レポート・評価

  • ホンダの上級ハイブリッドセダン
    znさんの投稿

  • アコードの最重要任務
    平成ジローさんの投稿

  • ビッグセダン
    城西さんの投稿

  • ヘッドライトがカッコいい
    ふくさんの投稿

  • 冠婚葬祭に万能な車
    こすげーさんの投稿

  • ヘッドライト
    syoさんの投稿

  • ボディサイズがネックか。。
    くびとばさんの投稿

  • お手頃な高級セダン
    Eくらすさんの投稿

  • パワフルで静粛でエコなドライビングセダン
    クロノノモモさんの投稿

  • 燃費と走りを両立するセダン
    トオルさんの投稿

  • ハイブリッドとして理想的
    reireiさんの投稿

  • 高クオリティのハイブリッドサルーン
    かぜさんの投稿

  • 乗り心地いいセダン
    旭日旗さんの投稿

  • 正統派セダン
    Take on meさんの投稿

  • ラグジュアリーハイブリット
    B2-UNITさんの投稿

  • ホンダの男気
    Luv U Tokiyoさんの投稿

  • クラウンより大きい!
    lex50さんの投稿

  • 外観は、一端のスポーツセダン!!
    wildhawksさんの投稿

  • ようやくホンダのハイブリッドが完成です。
    さろらく。さんの投稿

  • 真打ホンダハイブリ
    METAFIVEさんの投稿

  • いつの間にかビッグセダン
    gogo3さんの投稿

  • 渾身のハイブリッド
    日本人で良かったさんの投稿

  • アメリカンな国産ハイブリッド
    nagaさんの投稿

  • 上質な加速
    yuiko mikamiさんの投稿

  • 外見も中身も良くバランスの良いセダン
    nori_vvさんの投稿

  • 自信持ってオススメ出来るセダン
    absolute0307さんの投稿

  • アメ車的価値観のデザイン
    パン君さんの投稿

  • レンジエクステンダーHVは優秀!
    まいまいさんの投稿

  • ラージでもエコ
    アウピー乗りさんの投稿

  • 最先端セダン
    aduma112さんの投稿

  • とても立派なアメリカの大衆車
    muchachoさんの投稿

  • 驚異の環境セダン
    あくびさんの投稿

  • 走りのアコードからの進化
    Ryoujiさんの投稿

  • 紆余曲折
    AI300さんの投稿

  • 最高のハイブリッドカー
    ひーさんの投稿

  • IMAじゃないハイブリッド
    kuwatoro4678さんの投稿

  • EV走行メインのLクラスセダン
    LEXUS ISF オーナーさんの投稿

  • 世界戦略的なホンダのハイブリッドカー
    ファ爺さんの投稿

  • アコードとして見ると上質感に驚く
    クルマニアさんの投稿

  • ホンダの新フラッグシップ
    自動車研究員さんの投稿

  • ハイブリッドというよりEVセダン
    っけさんの投稿

  • アコードィオン期待‼︎
    遠藤友信さんの投稿

  • エンジン付きの大型セダンEV
    chicof31tさんの投稿

  • 素晴らしいパワートレイン!
    FOCUSさんの投稿

  • フィーリングは不自然だが個性的なクルマ
    辛口系男子さんの投稿

  • デカくなったなあ
    みくさんの投稿

  • 電動アシスト自動車からの脱却
    Red lightさんの投稿

  • 高級車へ進化
    Kerokero KEROTAさんの投稿

  • ゆったり乗り味のHV大型セダン
    pf01さんの投稿

  • ザ・ホンダセダン
    momongaさんの投稿

  • でかい
    Yoshihiro Itohさんの投稿

  • とうとう高級車になりました。
    Rouge RX-7さんの投稿

  • 自動車税も経済的
    SUMIKAZUさんの投稿

  • Ultra~Ultra~♪ HEV
    Yukiyoshi Inutaさんの投稿

  • 日本市場は2の次?
    torafuguさんの投稿

  • スポーツハイブリッド
    Blazeさんの投稿

  • エコグランドツアラー
    kuroiwaruiko1JZさんの投稿

  • 電動エンジン高級FFセダン
    kurukurumaniaさんの投稿

この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

新着カーソムリエレポート(毎日更新)