kazuさんの595C の試乗レポート・評価

投稿日: 2015年05月07日

  • アバルト
    595C
    2013年01月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 最高にファンな1台

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.7
  • 外観デザイン

    4.2

    インテリア

    3.5

    走りやすさ

    4.0

595Cについてのオススメポイント

  • フィアット500Cをベースにアバルトチューンを施した、アバルト500Cよりもさらにホットなモデル。外見もノーマル500Cのような愛らしさが前面に出るルックスとは違い、専用フロントマスクや17インチの面イチホイールなどにより、凄みを感じる精悍なルックスになっている。何より、フロントやリア、ハンドルなどいたるところに登場するサソリマークが特異なオーラを放っている。

    搭載されるエンジンは、1400cc直4インタークーラーターボ。160ps、21.0㎏mを発生する。ノーマルの500Cツインエアが85psなので、実に倍のパワーアップである。1160㎏しかない小さなボディであることを考えると、この数値はかなりのものだ。

    ノーマルツインエアあたりだと、特に発進時などに頑張ってる感があるのだが、アバルト595Cはパワーにかなり余裕があるのでスムーズに走り出す。しかし、常に凄みを感じさせるわけではなく、街中で普通に走らせてる分には、その持てるポテンシャルの高さはさほど感じない。低回転からトルクがあって快適でさえある。

    しかし、ある程度回転を上げていくと、本領を発揮し始める。こんな小さなボディからは想像できない、もの凄い加速をする。マフラー音も凄みがあるし、重力や音や小さいボディ、オープンエアなどからくる体感速度はかなりのもの。このボディサイズでこれだけの加速を見せつけられるとは思わなかった。
    5速のシングルクラッチセミATのパドルシフト操作はちょっとクセがあって、タイミングやアクセルワークなどに少々慣れが必要だが、元々トルクとパワーに余裕があるから、多少ユルい操作でも問題なく走る。

    ノーマルのフィアット500Cは、愛らしいルックスとヘボいのに頑張ってる感じがたまらない。その上、ゆるーい空気感でオープンエアを楽しめる、そんなファンな車だっただけに、これだけの高性能を搭載しているフィアット595Cは、最初その見た目やイメージとのギャップにかなり驚く。

    実際にこの車で本格スポーツ走行をさせたとしたら、もしかしたらボディ形状やバランスなど物理的理由により、そこまで強力な走りは出来ないかもしれない。しかし、この車は、ベースがフィアット500であって、元々楽しさを求めるタイプの車なのである。そんな車に、内外にサソリチューンを施し、強烈な加速を生むハイパフォーマンスエンジンを搭載したのだから、それだけでもう十分だ。そのギャップ感がたまらなくいい。

595Cについての不満な点

  • アバルトはチューンも演出も上手く、スペシャル感はかなりある。問題は費用対効果をどうとらえるかというところで、360万円という価格を高いと思うか、安いと思うかは、その人の価値感に大きく依存する。
    個人的には、この世界でただこの車にしか味わえない独自の世界観を手に入れられることを考えると、決して高くはないと思っている。

595Cを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • フィアット500自体が秀逸なデザインを持った魅力的な車なだけに、エンジンがパワーアップし、サソリのマークを持ったアバルト595Cは、なおさら魅力的な車だ。好きな人は相当ハマるだろう。

    しかし、イタリア車はデザインにしろ演出にしろ、本当に上手い。この車には、数値的な高性能以前に、ただならぬ雰囲気、オーラが漂っている。
    こういう、「見えないけれど人間の体や感情に訴えかけてくる力」は、イタリア車は本当に凄いと思う。芸術的なデザイン、演出、全体バランス、それらが一体となって生まれる官能的なオーラ。日本車にはこういうオーラを持った車は全然ない。「車は見た目が8割」という言葉もあるくらいだから、日本車ももっともっとデザイン力の強化に本格的に力を注ぐべきだろう。

595C関連ページ

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    595C
    2013年01月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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