kazuさんのパナメーラ の試乗レポート・評価

投稿日: 2015年04月26日

  • ポルシェ
    パナメーラ
    2009年07月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 全方位ハイレベル

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.9
  • 外観デザイン

    4.0

    インテリア

    3.8

    走りやすさ

    4.3

パナメーラについてのオススメポイント

  • ポルシェの4ドアスポーツサルーン「パナメーラ」のプラグインハイブリッドモデルに試乗。
    ポルシェというハイブランドと、世界を代表するスポーツカーの走り、超高級サルーンの質感、4ドアの居住性、ハイブリッドの燃費、プラグインという先進的機能、これらすべてが手に入るという、全方位に万能なスペシャルカー。

    パナメーラはポルシェ特有の丸みを帯びたデザインのため、あまり大きくないイメージがあるが、実は相当デカい。全長は5015mm、車両重量は2130㎏もある。
    この巨体を動かすのが、3.0リッターV6スーパーチャージャー+モーターで、エンジン単体だけでも333ps、44.9㎏mの出力があるうえに、モーターも95psある。システム最大出力は416psと超高性能スポーツカー並み。実際、0-100km加速は5.5秒を誇る。2130㎏という巨体を考えると、驚異的に速い。

    この速さでありながら、燃費性能も抜群で、12.3km/Lも走る。しかも、モーターだけのEVモードで走ることもでき、航続可能距離は35km、最高速135km/hまで可能というのだから凄い!近所で走らせる分にはガソリンを一滴も使わないで済む。そしてプラグインだから、充電だって出来てしまう。

    ポルシェが作る1500万の4シーターモデルだけあって、室内の高級感はさすが!ヘッドレスト一体型シートや、インパネの造詣、メーターなど、随所に伝統のポルシェらしさを散りばめ、本皮で囲まれた室内は、素晴らしいの一言。天井が低い分、ボディサイズの割りに室内が狭く感じるが、適度なスポーティーさを感じさせるし、4シーターとはいえ「ポルシェ」なのだから、むしろこれくらいの方が良い。

    走りはもう天下のポルシェだけに、速くて凄いのは間違いない。ただ、重量があるだけに、911とかケイマン、ボクスターなどが提供するポルシェらしい走り味とはちょっと違う。もっとずっしり重厚感のあるものだ。ただ、街中で走ってると、大きさや重さが気になるというか、路面の凹凸に対するゆり戻し的な動きが多少ある。高速でビシッと安定するセッティングなのかもしれない。

    しかし、これだけの内容がてんこ盛りになった車はそうはない。ポルシェのポルシェらしさをストレートに求める人には、邪道に見えるかもしれないが、こういう全部入り系の車を求めたがる人は少なからずいる。そういう人にとっては、1500万の価値が十分ある、すごく魅力的な車なのだろう。

パナメーラについての不満な点

  • 「ポルシェらしさ」をどこに求めるかで、この車を受け入れられるかどうかが分かれそう。「911などのピュアスポーツの世界こそポルシェの真骨頂だ!」と考える人には、このパナメーラという車の存在自体認めたくないかもしれない。

パナメーラを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • ポルシェカイエンの時もそうだったが、あのポルシェが4ドアカーを作ったこと自体、あまり良い風に思わなかった。それは、「ポルシェはこうあるべき!こうあってほしい!」という願望がそう思わせたのだろう。パナメーラという車も、その存在自体どうも好きになれなかった。

    でも、実際乗ってみたら、凄い車だった。今までのポルシェという車に対するイメージを拡大解釈する必要はあったが、これはこれでポルシェなのだなと思った。
    あらゆる方面の高性能を盛り込んだ車を作り出したポルシェは、これからもその幅を広げていくかもしれない。BMWやベンツ、アウディなどドイツ高級ブランドがラインナップを急拡大しているのと同様に、ポルシェもその手法でいく可能性はある。

    ブランドの力を持ったメーカーは強いが、安易に手を広げすぎると、希少性が薄れ、ブランド価値が弱まるというリスクもある。最近のドイツ御三家の怒涛のラインナップ攻勢に対しては、実はそういうところを感じていて、ちょっとやりすぎな気がしている。事実、ひと昔前に比べて、私の中での3ブランドに対する憧れは弱くなってしまった。エンジンなどドライブトレインが一緒でボディだけが違う車を量産するところとか、「マークⅡ3兄弟か!」と思ったりする。
    ハイブランドでもこういうことやる時代なのだな。。と、少し残念に思う。

パナメーラ関連ページ

  • ポルシェ
    パナメーラ
    2009年07月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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