kazuさんのS7スポーツバック の試乗レポート・評価

投稿日: 2015年04月19日

  • アウディ
    S7スポーツバック
    2012年08月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 美しく、高性能

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.1
  • 外観デザイン

    4.4

    インテリア

    4.0

    走りやすさ

    5.0

S7スポーツバックについてのオススメポイント

  • A7スポーツバックをベースに高性能化したハイパフォーマンスモデルがS7スポーツバック。搭載されるエンジンは、4リッターV8ターボで、出力450ps、トルクは56.1㎏mを発生。そして、この強力なエンジンにアウディ自慢のクワトロシステムと、瞬間変速する7速Sトロニックが組み合わせられる。このドライブトレインはS6やS6アバントと基本一緒だが、マイナーチェンジによって出力が30psパワーアップしている。

    S7スポーツバックは個人的にはかなり気に入っている。まったくもって素晴らしい!
    この上にRS7スポーツバックというスペシャルモデルが用意されているけれど、高級車に必要な要素と、高性能スポーツモデルに必要な要素の融合具合、完成度は、Sの方が上だと思う。ウルトラスムーズな駆動系、ロー&ワイドな大型ボディとクワトロシステムがもたらす直進安定性や、静粛性、コーナリング性能、内外装の高級感、普段は静粛性高くジェントルだけど、いざとなったら猛烈に速いエンジン、2トン級の車でありながら質良く軽快なフットワーク、何もかもが超一級品で、粗さが一つもない。

    さらに、シリンダーオンデマンドシステムにより、一定の条件下で8気筒のうち半分が休止し、4気筒で走ることにより、燃費性能も向上している。しかも、音振関係にその変化がまったく見られず、インジケーターで把握しない限り体感では全然わからない。最新テクノロジーさえもこれだけ洗練されているのだから恐れ入る。アイドリングストップ機構も備わり、450psの出力がありながら、リッター10.1㎞という異例の高燃費なのも素晴らしい。

    もっと尖った過激さを求める人には、「Sの称号の割りに過激さが足りないなあ。。」と思うかもしれないが、そういう人は世界最速ワゴンRSアバントを求めればいいのであって、個人的には高級4ドアクーペとしての上質さとハイパフォーマンスの融合という点において、このS7スポーツバックはベストバランスなのではないかと思う。
    5m近い大きなボディの中に、クーペの美しさとセダンの居住性とアバントの実用性とをすべて融合し、さらに高性能化した全部入りの車。あらゆる要素を高次元でバランスした素晴らしい車だと思う。

S7スポーツバックについての不満な点

  • 不満はほぼない。強いて挙げれば、4ドアクーペボディによる後席居住性だろう。ホイールベースは2915mmもあるので、足元スペースは広いのだけど、ルーフが絞られているせいで、頭上はどうしても狭い。リアウインドウなども縦尺が短いので、心理的な圧迫感はある。やはり2人乗りが基本であり、常時4人で乗る人は、S6やS6アバントの方がいいかもしれない。

S7スポーツバックを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • アウディに限らず、BMWもベンツも、こういう高級車の高性能パージョンを出すのが定番化しているが、この手の車は高性能にすればするほどいいわけでも何でもなくて、良い落としどころがあると自分は考えている。というのも、全長5m、重量2050㎏もあるボディ自体、そもそもスポーツ走行に適してはいないし、元々目指している方向性は、高級ラグジュアリーカーなわけであるから、あまりに尖った性能にすると、いろんなところで喧嘩して、バランスが崩れてしまうからだ。
    個人的には、せいぜいS7スポーツバックくらいまでのバランスがいいのではないかと思っていて、これ以上ハイパフォーマンス化すると、高級サルーンの側面とハイパフォーマンスの側面との、互いが互いの足を引っ張る面が露見してきて、時にアンバランスに感じるのだ。S7スポーツバックだって450psと恐ろしく速いので、よほどのマニアじゃない限り、これ以上のハイパフォーマンスはいらないはずだ。
    これを「中途半端な高性能」ととらえる人もいるだろうけど、「そういう人は、どうぞRS7スポーツバックで楽しんでください」ということなのだろう。

S7スポーツバック関連ページ

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    S7スポーツバック
    2012年08月 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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