kazuさんのRS5カブリオレ の試乗レポート・評価

投稿日: 2015年04月16日

  • アウディ
    RS5カブリオレ
    2013年10月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 最速のカブリオレ

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.0
  • 外観デザイン

    5.0

    インテリア

    3.9

    走りやすさ

    3.7

RS5カブリオレについてのオススメポイント

  • A5カブリオレをベースに、「quattro GmbH」が開発を手がけた究極のプレミアムスポーツクーペがこの「RS5カブリオレ」。アウディの場合、高性能モデルとしてSとRSの2種類のラインがあるが、Sは乗り心地や高級感を犠牲にしない範囲で高性能化したモデル。対してRSは、より走りに特化したスペシャルモデルである。

    RS5に搭載されるエンジンは、4.2リッターV8。出力は450ps、トルクは43.8㎏mというとんでもないスペックだ。このエンジンは、アウディのスーパーカーR8の4.2FSIクワトロと同じエンジンで、R8のものよりさらに出力がアップしている。そう考えれば、このエンジンがいかに凄いエンジンかがわかる。
    S5カブリオレに搭載される3リッタースーパーチャージャーエンジンの333psも強力!と思ったが、それより実に120psも上回っている。しかもこの最高馬力をなんと8250回転で発生するというのだから凄い。4.2リッターエンジンでありながらここまでこの回転数は驚異的。

    さすがに私なんかの腕では全開走行なんぞ出来るわけもなく、このRS5の持ってるポテンシャルの10分の1も体感出来てないのだろうが、それでもこの車がとんでもない車なのだろうことはわかる。アイドリング時は、ドロドロとしたV8特有の音でおとなしくしているものの、アクセルを少し吹かすだけで、唸りを上げて猛然とダッシュする。その加速感は異次元のもの。クワトロであることもスタートダッシュの速さに貢献しているのだろう。もの凄い安定感がある。そして、瞬間変速する7速Sトロニックがまた秀逸。サクサクとタイムラグなしにシフトアップしていくので、まるでレースカーに乗っているかのような気分になる。
    このクワトロとSトロニックとパワフルなエンジンという組み合わせ、これがあれば、ボディ形状がどうであれ、素晴らしい走りを見せる車になる気がする。

    RS専用に締め上げられた足は、275/30R20という大きなタイヤと相まって、ガチガチに固い。ただ、カブリオレのくせにボディがやたら強いから、衝撃を一発で吸収してくれるので、そこまで嫌な感じは受けない。おそらく200キロ以上の高速時にビシッと決まるセッティングなのだろうが、個人的には、「カブリオレなんだし、もう少し柔らかくてもいいんじゃない?」と思った。カブリオレなのに走りに対して妥協しないところは、さすがRSの称号を持つ車だけある。

    本来的には、豊かな大人の余裕ある時間を、オープンエアでクルージングしながら味わうのがカブリオレの良さだ。そんなカブリオレに似つかわしくないほどのハイパフォーマンスを盛り込むことの意味は何か?と、疑問が湧くけれど、このカブリオレの持つエレガントさと、RSの持つハイパフォーマンスの高い次元での融合を楽しむことこそが、この車最大の価値なのだろう。

RS5カブリオレについての不満な点

  • スタイリッシュでカッコいいし、セクシーさもある上に性能も申し分なし。オープンエアにもなるし、カッコいい要素はすべて盛り込まれている。こんなにもイケメン要素を何でも揃えた車もないだろう。問題は、それぞれの要素が融合してるといえるかどうかで、例えば、時速280kmでオープンで走る人はいないだろうし、走りに特化したいなら剛性の保てるクローズドボディの方が好ましい。また、オープンエアでゆったりのんびりクルージングするには、このハイパワーエンジンとガッチガチの足回りは不要だ。つまり、融合というよりは、2面性という方が正しいように思う。2つの側面を持ってはいるが、物理的に融合は難しく、場合によっては、それぞれのシチュエーションで足を引っ張り合うことにもなる。

RS5カブリオレを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • もうこのレベルまで来ると、私なんかでは正直、車の良し悪しを正当に評価することは出来ないなと思った。車の性能に自分の性能が追いついてないので、この手のハイパフォーマンスカーは全部一様に「すげー!!」ってなってしまう。
    しかし、実際にこの車を買う人の多くも私と同様の素人なわけで、その凄さはわかっても、その持てるポテンシャルをフルに発揮することも、その良し悪しを正当に評価することも、一般レベルの人には難しいと思うのだ。じゃあ、なぜこういう車が存在するのか?というと、やはり、「使わない高性能」というところに、もの凄く大きな価値があるからだろうと思う。
    例えば腕時計。宇宙に行っても動く信頼性、水深何百メートルの水圧でも耐えられる防水機能、戦車に踏まれても壊れない頑丈なケースなど、高い性能を持った時計が色々とあるわけだが、こういう「使わない高性能」が、ユーザーにとってはもの凄く大きな魅力なわけだ。
    こういうレベルの車たちもおそらくそうで、ユーザーは、そのポテンシャルの片鱗さえ味わえれば、場合によっては味わわなくても、持っているという事実だけで大満足するのである。
    「使わない高性能がどれだけ凄いか?」というところに大きな意味がある世界。車も奥が深いなあと思った。

RS5カブリオレ関連ページ

  • アウディ
    RS5カブリオレ
    2013年10月 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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