kazuさんのM6 の試乗レポート・評価

投稿日: 2015年04月06日

  • BMW
    M6
    2012年04月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • M5よりスマートで軽いモンスターマシン

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.8
  • 外観デザイン

    4.4

    インテリア

    3.6

    走りやすさ

    4.3

M6についてのオススメポイント

  • 世界最強セダンM5と同じエンジン、ドライブトレーンをスタイリッシュでラグジュアリーな6シリーズに搭載したモンスターマシン。4.4リッターV8ツインターボエンジンは、560ps、69.3㎏mというとんでもないスペック。
    もう、ここまでくると試乗程度ではポテンシャルの10分の1もわからない。エンジンスペックだけでなく、足回り、剛性、重量バランス、ハンドリング、走行フィールなどすべての要素が最高レベルなのだから、自分のような素人からすれば、もうすべてがパーフェクト。実際、走行性能全般にケチをつける人はほとんどいないと思う。

    M6は同じスペックを持ち、サイズも近いM5と比較されることが多そうだが、スタイル的な差異は5シリーズと6シリーズの違いと同様なので置いといて、その他に大きく違うところは重量。M6の方が車重が70㎏ほど軽く、1910㎏なのだ。この軽さに貢献しているものの1つが屋根。カーボンファイバー強化プラスチック製のルーフのおかげで、軽量化と低重心化が図られている。パワースペックなどその他条件が同じならば、単純に軽い方が運動性能は高いわけで、そう考えてみれば、M6の運動性能がM5並みにありそうだと期待できる。

    これだけハイスペックな車は、試乗程度ではその持てるポテンシャルの10分の1もわからない。ただ、同じスペックとはいえ、M5とM6では、その尖り具合はM5の方が勝るとのこと。限界レベルでの性能差は私にはまったくわからないが、普通に街中を運転している分には、M6はたしかに扱いやすい。ポテンシャルの高さはヒシヒシと伝わるものの、素人には到底扱えないといった敷居の高さは感じない。本物志向の超高性能スポーツカーというよりは、万人向けなハイパフォーマンスカーといった印象だった。
    M5の方は本気で走りも味わいたい人向けの尖ったモデルであり、M6はこの超高性能スタイリッシュクーペという贅沢な雰囲気を味わいたい人向けなのかもしれない。

M6についての不満な点

  • 車そのものに対する不満はほとんどない。ただ、この6シリーズはそもそもがラグジュアリースポーツクーペというポジションなので、その車の持つ雰囲気や性格と、超高性能スポーツカーの代名詞でもある「M」の称号とが根本的に合わないように思った。ダクトがガバッと開いた「M」らしいフロントバンパーも、精悍な印象にはなるものの、6シリーズの車全体の流麗なラインとはミスマッチのように思える。スペックもM5と一緒だし、安易に「M」モデルを量産しているようで、どうもそのへんが好きになれない。

M6を運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • M6は、もともとの6シリーズのラグジュアリーな性格もあって、凄さがビンビン伝わってくるというよりは、羊の皮をかぶり続けている狼的な印象の車だ。実際、飛ばせば鬼のように速く、走行性能は抜群に良いのだろうけど、そういう走りをするのはどうも似合わない。もっとエレガンスで、持てる力を決してひけらかしたりしないで、大いなる「余裕」を楽しむ、そんな乗り方が似合う車だ。

    個人的には、Mの称号をむやみやたらに付けた車種展開はしてほしくないなと思っている。今のBMWはモデル数が爆発的に増えすぎて、少々食傷気味だ。
    M3にしろM5にしろ、本来「M」の付くモデルは、圧倒的に特別なモデルだった。とことんこだわって、一切の妥協をせずに作り上げた超高性能スポーツカーだったはず。その希少性もまた「M」の価値を高めていたのに、これだけいろんなモデルで「M」が登場してしまっては、「M」の称号の特別感、価値感が薄らいでしまう。
    今は、もはや各ラインナップの最上級モデルみたいな位置付けになっている。ノーマルのシリーズとは別の車、「別格のもの」という感じがあまりしない。

M6関連ページ

  • BMW
    M6
    2012年04月 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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