kazuさんのM6 グランクーペ の試乗レポート・評価

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• BMW

  M6 グランクーペ

  2013-01-01 00:00:00.0 発売

  

   

このクルマを一言で表すと？

• 

  kazu

• Ｍ５に対してＭ６は優雅でスマート

このクルマの評価

• 総合評価

  3.8

• 外観デザイン

  4.2

  インテリア

  3.5

  走りやすさ

  5.0

M6 グランクーペについてのオススメポイント

• 世界最強セダンＭ５と同じエンジン、ドライブトレーンをスタイリッシュでラグジュアリーな６シリーズグランクーペに搭載したモンスターマシン。４．４リッターＶ８ツインターボエンジンは、５６０ｐｓ、６９．３㎏ｍというとんでもないスペック。０－１００ｋｍ加速は４．２秒で、Ｍ５より０．１秒速いらしい。
  もう、ここまでくると試乗程度ではポテンシャルの１０分の１もわからない。エンジンスペックだけでなく、足回り、剛性、重量バランス、ハンドリング、走行フィールなどすべての要素が最高レベルなのだから、自分のような素人には、もう全部がパーフェクト。実際、走行性能全般にケチをつける人はほとんどいないと思う。
  
  営業マンによると、Ｍ５とＭ６グランクーペとの差異については、５シリーズと６シリーズグランクーペとの差異と同様に思っていただければいいとのこと。つまり、よりスタイリッシュでラグジュアリーに仕立てたのがＭ６グランクーペで、Ｍ５はセダンの王道ということらしい。具体的には、グランクーペの方が扱いやすいセッティングにしているとのこと。Ｍ５の方は本気で走りも味わいたい人向けの尖ったモデルであり、グランクーペはこのハイスポーツスタイリッシュクーペという贅沢な雰囲気を味わいたい人向けとのこと。
  でも乗り比べてもその違いはよほど飛ばさないとよくわからないようなので、要はボディデザインの好みで選べばいいのだろう。
  
  自分が試乗で感じた範囲では、普通に乗っても意外と乗りやすく、敷居が高くないと感じた。本物志向の超高性能スポーツカーというよりは、万人向けなハイパフォーマンスカーといった印象だった。

M6 グランクーペについての不満な点

• 車そのものに対する不満は基本的にない。ただ、この６シリーズグランクーペという車の持つ雰囲気、性格と、とことん尖った超高性能スポーツカーの代名詞的な「Ｍ」の称号とが根本的に合わないように思う。しかも、Ｍ５と同じスペックで出すという安易さも気に食わない。なんだか「Ｍ」の安売りをしているようで、そこがあまり好きになれない。
  

M6 グランクーペを運転した後の感想

• 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
• 運転後の感想について
• 個人的には、Ｍの称号をむやみやたらに付けて幅広い車種展開はしてほしくないなと思っている。今のＢＭＷはモデル数が爆発的に増えすぎて、少々食傷気味だ。
  Ｍ３にしろＭ５にしろ、本来「Ｍ」の付くモデルは、圧倒的に特別なモデルだった。とことんこだわって、一切の妥協をせずに作り上げた超高性能スポーツカーだったはず。その希少性もまた「Ｍ」の価値を高めていたのに、これだけいろんなモデルで「Ｍ」が登場してしまっては、「Ｍ」の称号の特別感、希少性が薄らいでしまう。
  今は、もはや各ラインナップの最上級モデルみたいな位置付けになっている。ノーマルのシリーズとは別の車、「別格のもの」という感じがあまりしない。

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  2013-01-01 00:00:00.0 発売

  

   

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