kazuさんのFJクルーザー の試乗レポート・評価

投稿日: 2015年01月03日

  • トヨタ
    FJクルーザー
    2010年11月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 魅力いっぱい!これは欲しい

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.0
  • 外観デザイン

    4.8

    インテリア

    3.9

    走りやすさ

    3.7

FJクルーザーについてのオススメポイント

  • 外観
    かつてのランドクルーザー40系を彷彿とさせるフロントマスク。丸型ヘッドライトと「TOYOTA」の文字、白いルーフ、リアウインドウの造形など、40系を知っている人には懐かしくてしょうがない要素が詰まっている。そのうえ、2ドアプラス観音開きの小さなリアドアでスタイリッシュで現代的なデザインを採用し、鮮やかなブルーやイエローのカラーを用意したりと、遊び心も満載だ。大きな20インチのタイヤを履いて、各アングルも大きく取り、オフロードのポテンシャルの高さも醸しだしてるし、頑強などっしりしたボディもまた良い。自分はFJクルーザーを初めて見たその瞬間に気に入ってしまったので、何もかもが良く見える。

    内装
    内装がジープっぽくてこれまたいい!内装だけ変に現代的になっちゃうと興醒めだってことを、ちゃんとわかっている。インパネは昔っぽい平面的なデザイン。Aピラーが立っていて目の前には平面的な長方形フロントガラスがあって、そこにワイパーが3つ並んでいるのもいい!このジープっぽさ、無駄を省いて機能だけで作ったような、道具的な良さがちゃんとある。それでいて、ボディ同色のパネルを用いたりして現代風なアレンジもしっかり加えている。
    後部座席は出入りは正直しにくいが、座ってみると別にそれほど狭くはない。横にある太いピラーのせいで多少圧迫感はあるものの、スペース的にはまずまず。
    荷室も床は高いものの、サイズはそこそこある。横開きのリアゲートは、開けるときに後ろにスペースが必要なので個人的にはあまり好きではないが、背の高い車の場合はまあしょうがないのかもしれない。ガラスハッチもあるにはあるが、車そのものが背が高いので、正直使えない。
    何より嬉しいのは、荷室床やフロア床などがゴムっぽい素材で、水や泥、ゴミなどを簡単に掃除できる仕様になっていることだ。もちろんシートも撥水、防水仕様である。こういうところが合目的性があって男はそそられるわけだ。都会派SUVなんていう言葉があって、そういう車が巷に溢れかえっているが、合目的性、実用性に裏打ちされたものがない車というのは、どうしても飽きが来る。その点、FJクルーザーは、遊びっぽい雰囲気でありながら、押さえるところはしっかり押さえているところが素晴らしい。

    走り
    FJクルーザーに搭載されるエンジンは大きい。V6の4.0リッターで、276ps、38.8㎏mもの大パワーを発生する。一見身軽そうな雰囲気がありながら、2トン近い重さがあるので、このくらいパワーがあると頼もしい。エンジンに関しては道具っぽいワイルドさはなく、静かに気持ちよく回る。高級車レベルと言ってもいいくらい、音振関係が上手に抑えられている。低回転から力強く回るし、踏み込むと相当速い。動力性能に不満はないだろう。
    FJクルーザーはパートタイム四駆である。このへんもまたそそられるところで、オフロードになると前と後ろが直結されて、完全やる気モードになれる。こういう、いざという時にやれるポテンシャルを持っていることが何より魅力だ。実際にオフロード走行は試したわけではないが、営業マンの話によると、オフロード走行のレベルは相当高いとのこと。

FJクルーザーについての不満な点

  • 個性の強い車なので、人によっては色々あると思う。例えば、カタログ燃費でもリッター8.4kmしか走らない燃費は、現在の水準では不満だろうし、後席へのアプローチがしにくいところとか、回転半径6.2mと小回りが利かないところとかも不満になりうる。でも私はどれも特に気にならない。これだけの遊び心とオフロード性能を持ち合わせた遊び道具は他にないのだから、FJクルーザーが気に入ってる人にはどれも不満にならないと思う。

FJクルーザーを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 自分が小学生の頃、クリスマスプレゼントで買ってもらったラジコンが、ランドクルーザーの40系だった。あの頃、「道なき道を走るオフロードカー」というものに、ものすごく魅力を感じており、丸目の40系ランクルは、自分にとって憧れの車だった。それが今の時代に、より現代的な装いとなり、遊び心も付加されて登場したのだからたまらない。丸型ヘッドライトと「TOYOTA」のロゴ。白いルーフなど、当時のファンの心をしっかり押さえたうえで現代的なポップさも身につけている。しかも、単なるお遊び車かと思いきや、そんなことはない。ラダーフレーム、パートタイム4WD、デフロック、デパーチャアングルなど各アングルの大きさなどを見れば、オフロードにおけるポテンシャルの高さも相当なものだとわかる。かつての40系は、道具としての、一切洒落っ気のない男くささが魅力だったが、現代に蘇ったこのFJクルーザーは、洒落っ気も身に付け、「本気モードで遊べる車」になっている。オンロードもオフロードも高いレベルにあって、不満らしい不満が出てこない。こんなに魅力的な車はそうそうないだろう。
    10年、20年乗ってもボディは問題ないだろうし、この手の車は価値が落ちにくい。そういうことも含めて考えると、この車が320万レベルから買えるというのは超お買い得だと思う。

    個人的には、こういうリバイバル的な新車開発というのは、大きな利益を出せる一つのポイントではないかと思っている。
    今の40代以上は、車が好きな人が多い。この世代の人たちが当時憧れていた車をモチーフにした新車を出せば、間違いなく売れると思う。2000GTとかソアラとかセリカとか昔売れた車たちをベースに開発すれば、若い人たちにとっても新鮮味があるし、それなりに成果を得ると思うのだけど。
    今はプリウスみたいなエコカーやコンパクトカー、軽、ワンボックスが主流だが、当時の車好き世代の人たちは、別にこういう生活の匂い、家計の匂いがぷんぷんする車に魅力を感じて買ってるわけではない。あの頃感じていた熱い衝動に駆られて購入してるのではなく、必要に迫られて現実的な選択肢として購入してるにすぎない。かつての車好きな人たちが望んでいるから、軽やコンパクトカーやワンボックスが流行ってるわけではないのだ。
    これからまた経済が上向いて、原油も安くなっていくと、エコの価値や経済性の価値が相対的に下がっていく。そうなっていくと新たなセールスポイントが必要で、過去の名車たちをモチーフにした車作りというのも、一つのジャンルとして使えそうな気がする。

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    2010年11月 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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