kazuさんのレガシィツーリングワゴン の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年12月14日

  • スバル
    レガシィツーリングワゴン
    2009年05月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 国産ワゴン界の雄

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.1
  • 外観デザイン

    4.0

    インテリア

    4.0

    走りやすさ

    4.7

レガシィツーリングワゴンについてのオススメポイント

  • 2.0GT DITに試乗。
    外観
    レガシィも代を経るごとにサイズが大きくなってきた。日本で使うにはこのへんがギリギリだろう。ボディラインやスタイリングはレガシィ伝統のもの。黒く輝く18インチの専用ホイールを履いた四輪が地を掴むどっしりとした構えは、いかにも走りの性能が高そうな、威風堂々としたものだ。マイチェンで顔の表情がすっきりシャープなものになり、より精悍なイメージになった。

    内装
    ドアを開けた瞬間に思ったのはデカイということ。自分が知っているレガシィよりひと回り大きい。気のせいかもしれないが、サイドシルの幅も広くなったようで、乗り込むときのシートまでの距離感が今までと違うような気がした。
    2.0GITの内装はオフブラックにカーボン調パネルとメタルをあしらった、スポーティーなもの。レガシィの内装は伝統的にシンプルだけど操作性に優れたもので、現行モデルもまたそうである。シートはやや大振りな合皮とファブリックのコンビシート。座り心地も良く、電動シートで色々と調整が可能。
    ボディが大きくなったことで、後席スペースも余裕たっぷり。なんと後席も左右独立でリクライニングする。
    そして、ラゲッジルームも十分に大きい。従来のレガシィサイズに馴染んでいる自分には、「こんなに広いのか!」と驚く。形状はそのままにスケールだけ大きくなったような感じだ。もちろん使い勝手はいい。

    走り
    一番の特徴は、走行レベルの高さだ。まず、この2.0GT DITのエンジンがすごい。2.0リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンはなんと300ps、40.8㎏mという怒涛のパワーを発揮する。これは、BRZと86に搭載されるエンジンを直噴ターボ化したものだ。2リッターで300psというのはリッター150馬力である。高性能エンジンの一つの目安がリッター100馬力だったのだから、いかにすごいかわかる。しかもこのエンジンは燃費もいいのだから驚く。カタログ燃費はリッター12.4kmだ。

    このエンジンは低回転は穏やかで、3500~4000回転あたりから急速に盛り上がる。それだけ聞くとちょっと昔っぽいピーキーなエンジンに思えるが、別に低速のトルクが不足しているわけではなく、低速は低速で普通に走れる。ただ、飛ばそうと思った途端に性格が豹変するのだ。この加速の爽快感はかなりのもので、瞬時に目が覚める。このパワーをしっかり路面に伝えるフルタイム4WD機構とビルシュタインの足回りがまた秀逸。これだけのパワーを受け止めるに足る強靭な足回りによって、どんな速度でも安定してフラットに走ることができる。特に高速域における安定感は国産車随一ではないだろうか。直進安定性だけでなく、高速でのコーナリング性能も抜群。ドイツ車にも引けを取らない卓越した走りだ。個人的に、レガシィ最大のセールスポイントは、足回りの良さにあると思っている。

レガシィツーリングワゴンについての不満な点

  • 大きさは限界ギリギリ。これ以上大きくなるとレガシィの良さがスポイルされていく。もう少し小さくてもいいと個人的には思う。
    凄まじいパワーを発揮するエンジンではあるけれど、低回転での走りが普通すぎて拍子抜けする。ドイツ車の直噴ターボエンジンは、低速からトルクが出て常用域でもターボの恩恵を受けることができるセッティングだけれども、レガシィは昔っぽく高回転からグワンと盛り上がるタイプだ。ここは人によって評価が分かれそう。

レガシィツーリングワゴンを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • レガシィは日本を代表する名車の一つだ。そんなレガシィが主戦場をアメリカにしたことでどんどん肥大化し、日本では合わないサイズとなり、ついにはレガシィツーリングワゴンが現行モデルを最後に生産終了することになった。その血を受け継ぐのがレヴォーグである。
    今乗ってもレガシィはすごくいい車だった。こんなにいい車なのに生産終了になるなんて本当にもったいないと思う。レガシィという名前は後世に残る偉大な車になれたかもしれないのに。。
    レガシィの作り上げた個性はどれも魅力的だった。使い勝手の良い5ナンバーボディ、ステーションワゴンの実用性、スポーツカー顔負けのハイパワー、フルタイム四駆、ビルシュタインサスの強靭な足回り、水平対向エンジン、こんなに強い個性をたくさん持った車はそうそうない。
    サイズを元に戻したレヴォーグという新しい名前の車を売り出すのもいいけれど、「レガシィツーリングワゴン」という名前はできればずっと残しておいて欲しかった。

レガシィツーリングワゴン関連ページ

  • スバル
    レガシィツーリングワゴン
    2009年05月 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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