kazuさんのeKスペース の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年11月26日

  • 三菱
    eKスペース
    2014年02月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • スーパーハイトワゴン界にNMKVが挑む

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.9
  • 外観デザイン

    4.0

    インテリア

    4.0

    走りやすさ

    2.7

eKスペースについてのオススメポイント

  • ekスペースは、日産と三菱の合弁会社NMKVが開発した軽スーパーハイトワゴンである。ワゴンRから生まれたトールワゴンの背をさらに伸ばし、超広大なスペースをウリにしたのがスーパーハイトワゴンだ。
    このジャンルにおいても、スズキ、ダイハツは強力で、「スズキ・スペーシア」と「ダイハツ・タント」が2強状態にあった。そこに割って入ったのが、「ホンダ・N-BOX」。このN-BOXは評判が良く、市場に受け入れられ、現在は3強状態にある。そして、この激戦区にさらに殴りこみをかけようとしているのが、この日産三菱合弁チームの作った、ekスペース(デイズルークス)なのだ。ekスペースは三菱がブランドの方で、日産ブランドの姉妹車としてはデイズルークスがある。

    どのメーカーも軽の規格目いっぱいに作っているため、ボディ寸法は全車ほとんど変わらない。背の高さのみ多少の自由度があるため、車によってほんの少し違う程度で、基本的な形状はみんな一緒だ。最後発モデルである、このekスペースもまた、同じ形状で登場してきたところを見ると、もう形状としてはほぼ完成されたもの(変える余地が極めて少ないもの)ということだろう。
    そうなってくると、顔だとか意匠によって差異を付けていくしかない。その点、ekスペースは、ボディ側面に凹凸を設けてうねりを表現したり、立体的なフロントマスクを作ったりと、単調になりがちなボディにアクセントを加えている。
    ekスペースの方は、女性や一般ファミリー向けの大人しいデザインだが、ekスペースカスタムの方は、若々しさや押し出し感もあり、若いお父さんにもウケが良さそうだ。

    ekスペースに用意されるエンジンはNAとターボの2種類。ただ、正直言ってNAの方はパワー不足だと思われる。
    今回試乗したのはターボの方だが、ekスペースと同じNAエンジンを積むekワゴンに乗ったときに、ちょっとストレスが溜まるくらいに遅かったからだ。ましてやekスペースは1トン近い重量がある。これだけ重いボディを49psしかないエンジンで動かすのはだいぶダルいだろう。
    試乗したターボエンジンの方は、ストレスなく軽快に走ってくれて印象はなかなか良かった。多少燃費が悪くなろうが、それでも十分燃費がいいわけだし、車重がそれなりにあるスーパーハイトワゴンは、「基本はターボ」と考えておいたほうがいいように思う。

    みんな完成度が高く横並び状態の中で、このekスペースがライバルに秀でているポイントは何かと言えば、後席の居住性だろう。分割タイプの後席のスライド量は、軽自動車最長の260mmだ。一番後ろに下げてくつろぐと、足元スペースに余裕がありすぎて、改めて「最近の軽はほんとすげー!」と感動する。
    他にもリアドアガラスのサンシェードだとか、天井にあるエアコン吹き出し口だとか、リアシートに座る人のことを考えた思いやり仕様が随所に盛り込まれている。

eKスペースについての不満な点

  • 大きな不満は何もない。もう十分すぎるくらい居住性も使い勝手も良い。こういう限られた枠の中で最大限の空間とありとあらゆる便利機能を盛り込んで、快適な生活空間を作る技術は、本当に素晴らしいと思う。
    ただ、ライバルたちもまたみんな素晴らしく、形状から使い勝手から燃費から何もかも完全横並び状態であり、「これが一番いい!」と言える絶対的な強みがない。
    今は最後発モデルというメリットがあるものの、その威力が衰えてきた時にどうなるかだ。

eKスペースを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • これだけ各社横並び状態だと、一体これから何で差別化をはかれば良いのかわからない。それくらい、どのメーカーの車も良くできていて実力は拮抗している。軽という決められた枠の中だけに普通車に比べると自由度が少ない。大きさやパワーでは差は付けられない。機能も行き着くとこまで行った感がある。
    そうなってくると、もはや重箱の隅レベルのところで差異を付けていくしかなくなる。例えば、「うちは燃費が0.2kmいいんです!」とか「室内高が3mm高くてクラス最大です!」みたいな感じだ。しかし、ユーザーはそんな細かいレベルで「こっちの方がすごいからこっちにする」なんて選ばない。引けを取らないレベルにあれば問題ないのだ。
    そういう細かいところで勝負する時代はおそらくあともう少しで終わり、今後は圧倒的な差、個性を表現していく方向にシフトしていくように思う。
    大胆にデザインコンシャスなボディにしたり、走りで圧倒したり、上質感でクラス1位を目指したり、何なら寝る(寝かせる)時を最重視した作りにしたり、まだ高さに余裕がある分2階建てにしたり、いろんな方向性から差異を生み出していくようになるかもしれない。

eKスペース関連ページ

  • 三菱
    eKスペース
    2014年02月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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