kazuさんのCTS の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年11月23日

  • キャデラック
    CTS
    2014年04月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • ジャーマンビッグ3を脅かすダークホース

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.0
  • 外観デザイン

    5.0

    インテリア

    3.8

    走りやすさ

    4.0

CTSについてのオススメポイント

  • 外観
    カッコいい!5m近い大きなセダンながら、シャープでスポーティーに見える。大きなキャデラックグリルに、フロントのオーバフェンダーに乗っかるように配置された縦に切れ長の目、その下にはメタルで縁取られたL字型のエアインテークがドカッと開いて、アクセントを付けている。攻撃的な顔、斜めに切れ上がったサイドのキャラクターライン、折り目正しく、面で構成されたようなボディ、そして伝統のキャデラックテール。どの角度から見てもカッコいいデザインだ。
    アメリカンな大きなボディではあるものの、昔のキャデラックのように「これは維持できないでしょう。。」と気が引けてしまうような、圧倒的サイズではない。現行CTSは旧型より大きく立派になったものの、全体的にはキャデラックもまたダウンサイジングを実践しているといえる。

    内装
    CTSは左ハンドルしかない。中に入ると、なかなか豪華な内装。黒ベースの内装にカーボンとピアノブラックでアクセントを付けていくタイプ。質感もまあまあ高い。アウディのような感動するほどの仕立ての良さではないが、上手に高級を演出している。センターコンソールが高いことで、適度な囲まれ感もある。本皮シートの質感も悪くない。
    スポーティーな外観が影響してか、室内は天井が低く、前席後席ともに少し圧迫感がある。ただ、5m級の車ならもう少し広さを感じさせてくれてもいい。
    トランクは、タイヤハウスの出っ張りが大きめで、奥は幅が狭い。でも元々の器が大きいので、荷物が入らないという不満はまずないと思う。

    走り
    この5m近い巨体にもかかわらず、エンジンは2リッター直4ターボである。「こんなんで大丈夫??」と不安になるが、走ったら全然大丈夫どころかえらい速かった。
    スペックを見ると、276ps、40.8㎏mと、スポーツカー並みの数値だった。2リッターでこのパフォーマンスは、かつてのランエボなどと同様の数値であるから、力不足なわけがない。低回転から十分なトルクでグングン加速する。エンジンが小さく軽くなったことから回頭性も良くなり、ハンドリングも上々だ。足回りは、245/40R18という太くて巨大なタイヤを履いている分、最初のあたりはガツンと来るが、アメ車らしくサスストロークがあり、その大きな入力を、タイヤではなくサスでしなやかにいなしていく。

CTSについての不満な点

  • 最大のネックは、左ハンドルしかないこと。かつては、「あえて左ハンドルに乗ることがステイタス」という、ちょっとおかしな時代もあったが、そんな風習は今はない。どう屁理屈言おうが、日本の道路事情で左ハンドルは合わない。キャデラックも日本で本気で売る気なら、右ハンドルくらい用意しないとダメだろう。

CTSを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 完全ノーマークだったが、思いのほか出来が良くてびっくりした。ジャーマンビッグ3(ベンツ、BMW、アウディ)に並ぶ車が出てきそうで出てこないが、このCTSは御三家に追随する車の1つと言えそう。まだまだ御三家に比べると詰めが甘いところはあるものの、その素養はたっぷりあると思う。
    あとは、キャデラック自身が日本市場で本気になるかだろう。アメリカの外交のように、上から目線でいる間はまず無理。謙虚になって、日本のマーケットを研究し、日本人に合わせないといけない。販売網を拡充させ、十分なレクサス張りのサービスを提供し、ちゃんと右ハンドル車も作る(笑)。そういう本気の努力をしない限り、いくら車が良くなっても、少なくとも日本において御三家を脅かす存在にはなりえない。

CTS関連ページ

  • キャデラック
    CTS
    2014年04月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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