kazuさんのレガシィアウトバック の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年11月02日

  • スバル
    レガシィアウトバック
    2014年10月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • アメリカ仕様の大型ワゴン

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.9
  • 外観デザイン

    3.8

    インテリア

    4.0

    走りやすさ

    4.0

レガシィアウトバックについてのオススメポイント

  • 外観
    目の前で見て最初に思ったのは、「デカい!」ってことだ。全長は4815mm、幅はなんと1840mmもある。「立体駐車場には入らないです(笑)」と営業マンに言われた。アウトバックは18インチの大型タイヤを履いており、車高も高いもんだから、この図体の大きさがより際立つ。数値的に見ればもっと大きな車はわんさかあるのだが、自分の中にあるレガシィワゴン基準で見ているからか、とにかく「デカい!」と思った。
    デザインで特徴的なのは、フロントマスク。巷で流行りの大型グリルってわけでもないが、厚みがあって押し出し感は結構ある。アメリカントラック系の顔の強さにも通ずる、大振りで質的に圧倒する力を持った顔だ。全体のボディ形状は正統派ワゴンタイプであり、歴代レガシィワゴンのシルエットとそう変わらないのだが、大きなボディと車高の高さによって、大型SUV的な迫力がある。デザインだとか質感だとかについても、特に際立ったものがあるわけではなく、大陸的な匂いのする大柄なSUVワゴンといった風情だ。

    内装
    室内に入ると、これまたデカい!作りが大振りなもんで、いちいちデカい。サイドシルの幅からして広めだし、シートのサイズもLサイズでゆったりしたもの。センターコンソール部分の幅も広く、助手席との距離が遠く感じる。天井はさほど高くないものの、室内空間の広がり具合が国産サイズではない。後部座席の足元スペースもやたら広いし、色々と基準が違う感じ。大きな人用の洋服屋さんに自分がいるような、単に広いとかっていうのとは違う、サイズ感が違うことによる「大きい」を感じる室内だ。やはりアメリカ人向けだからだろう。
    本皮内装ではあったが、そこまで高級って感じでもなく、ソフトめで質感はまあまあといったところ。インパネ周りは綺麗にすっきりまとまっている。メーターの照明はブルーが基調。シートヒーターが全席標準で付いているとのことだが、もちろんあるに越したことはないが、日本では寒冷地でもない限りそこまで必要ないのかなあと思ったりもする。
    リアゲートは自動で開くタイプだった。荷室スペースも大きく、高めの床のさらに下には、深めの収納スペースがあった。後部シートを倒せばかなりの容量を積める。

    走り
    エンジンは水平対抗4気筒の2.5リッターの自然吸気エンジン。175ps、24㎏mを発生する。ボディサイズに対してそこまでパワーのあるエンジンではないので、すごく速い!という印象はないが、CVTとのマッチングも良く、力不足は感じない。このボディサイズとゆったり走る車の性格にはちょうどいいのかもしれない。個人的には、こういう車の場合はもう一段大きな排気量のモデルがあってもいいかなとは思ったが、まあエンジンに頼るタイプの車でもないのでこんなもんでいいのだろう。静粛性も高く、ドライビング感覚は正当で違和感を感じるところは何もない。味付けはゆったりめで決してクイックな感じではないが、大きなボディのゆったりした車を運転するにはこういうセッティングの方がいい。
    一番いいなと思ったのは、足回りとボディ剛性が織りなす乗り心地だ。段差のショックを車の下半分だけで1発で吸収するところは、上質でポテンシャルの高さを感じさせる。高速域での走りの安定感もすごそうで、試乗ではそこまでスピードは出せなかったものの、速度が上がれば上がるほど安定して締まる感じがあった。しかもまだまだ余力たっぷりな様子だったので、もしかしたら200km/h超えでも余裕なほどの性能を秘めているのかもしれない。

レガシィアウトバックについての不満な点

  • とにかく作りが大振りで、日本人サイズではない感じだ。ゆったりしてていいけれど、持て余してしまいそう。
    昨今のダウンサイジングの流れには逆行する車で、こういう大柄な車も味わいがあっていいなとは思うものの、やはりそもそもが日本向けに作られていないところがマイナス。大きくても日本人サイズに適した作りがなされていればいいけれど、この車はそうじゃない。明らかにアメリカ市場をターゲットにした車であって、何もかもがアメリカ人サイズで構成されている。
    エンジンも昨今の燃費の良いエンジンたちに比べると見劣りがする。素性は良いものの、従来からのエンジンと大きく変わらない。今この時代に、この車を400万近く出して買う意味が私にはよくわからない。悪い車ではないけれど、たぶん売れないと思う。

レガシィアウトバックを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 大きすぎる。こういう大陸的なワゴンが好きな人もいるだろうから、そういう人にとっては嬉しいかもしれないが、大多数の日本人はこの車を持て余してしまうだろう。大きさや作りすべてが日本人規格にマッチしていないこと、エンジンが従来までの普通のエンジンで燃費性能がそこまで高いわけじゃないこと、流行りのSUVルックではあるもののワゴンの車高を上げただけの古典的な形状であって、魅力的なルックスがあるわけではないこと、なんだかんだで400万近くいく価格がネックになることなどから、私はこの車は日本では売れないと思っている。この車の主戦場はアメリカであって、もはや日本は眼中にない。

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    レガシィアウトバック
    2014年10月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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