kazuさんの300 の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年10月24日

  • クライスラー
    300
    2012年12月 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 押し出しの強い大人セダン

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.0
  • 外観デザイン

    3.8

    インテリア

    4.1

    走りやすさ

    3.3

300についてのオススメポイント

  • 外観
    やたら強面で迫力があった旧型に比べると大人になったものの、それでも他の車よりは相変わらず押し出し感が強く怖そうだ。大きなグリルと凄んでいるような目つき。巨大な20インチのキラキラしたホイールを履き、真っ黒な5mを超える巨体で「どけどけー!」と言わんばかりの勢いで走っていく。
    レクサスや高級ドイツ車もみんなそうだが、最近の高級セダンはキレ味鋭いシャープな顔立ちになり、こういう厚みのある「どうだー!」顔はとんと見なくなった。VIPカー流行の時代には、セルシオ、マジェスタ、シーマなど、強面の高級車がたくさんあったのに。そんな時代が今も続いていたら、この300Cはかなり人気が出たと思う。しかし、これも時代の流れなのだろう、今この手の顔を見ると、「昔っぽい」と思ってしまう。
    でも個人的にはこういうオーセンティックなセダンは結構好きで、300Cを見るとどこか安心するのは、歳のせいかもしれない。

    内装
    旧型300Cは、外観のオラオラレベルが凄まじかった反面、内装は残念な感じだった。しかし、現行は外観のオラオラ度がマイルドになり、内装の質感は向上した。その結果全体的に大人な風合いの車になった。本皮シートだけでなく、インパネにもイタリア製の本皮を採用しており、風合い豊かで上質な室内に仕立ててある。ブルーに光るメーターがアクセントとなっており、これはこれで怪しい雰囲気があって良い。
    図体がでかい分、室内空間に文句はない。最近小さめの車ばかり試乗してたのもあって、やたら広く感じた。

    走り
    エンジンはV6、3.6リッター。286ps 34.7㎏mを発生。数値だけ見るとスポーツカー顔負けな感じだが、図体もでかくて重い(1900㎏)し、味付け的にもスポーティーなエンジンではない。怒涛のトルク感やキレ味鋭い加速感があるわけじゃなく、どの回転でもジェントルでスムーズに加速していく大人な味わいのエンジンだ。8ATも次々シフトアップしていくので、エンジン回転の変化が少なくなめらか。悪く言えば盛り上がりがない、官能的ではない。しかし、車の性格とうまくマッチしているし、パワーとボディのバランスも良いように思う。
    試乗したラグジュアリーというグレードは、20インチの超巨大なタイヤを履いていたが、これがちょっとやりすぎ。外観は凄みが増していいのだろうが、このタイヤのせいで、この車の奥行きの浅さが露呈している。段差が来るとしなやかにいなすことができず、安っぽい振動が来てしまう。
    全体のバランスを崩してまてこんな大径のホイールを履かせることの何がいいんだか、私にはさっぱりわからない。

300についての不満な点

  • タイヤのせいもあるだろうが、ボディ剛性(感)はそこまでなさそうだということ。高級ドイツ車たちと戦えるほどの中身は持ち合わせていないようだ。
    内装も建て付けが悪い。こういうところもアメリカらしい詰めの甘さが出てしまって残念だ。とはいえ、昔のアメ車に比べれば、大きく進歩している。少しずつだが、セルシオのような車になろうと頑張っている様子が伺える。アメリカ人にセルシオのような、全方向で詰めの甘さが見られない完成度が極めて高い高級セダンが作れるのか、というと、国民性的に難しいんじゃないか?と思っているのだが、しかし彼らが目指すところは、おそらくセルシオのような車なのだろう。そういう意気込みは感じられる。

300を運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 1世代前のデザインではあるけれど、こういうセダンに興味を惹かれてしまう自分がいるのも事実。正統派高級セダンって感じでカッコイイ。中身がもう少し洗練されてくると、高級ドイツ車やレクサスなどライバルたちと同じ土俵に上がってくるのだろうが、「まだもうちょっとかなー」というのが正直な気持ちだ。
    ただ、おすすめしたいのは価格が安いことだ。先日いただいたパンフレットには、リミテッドをベースとした特別限定車が税込み359万円と書いてあった。これくらい安いとなると、触手が動く人も出てくるのではないだろうか?
    でも実際買うとなると・・でかすぎる。。

300関連ページ

  • クライスラー
    300
    2012年12月 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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