kazuさんのインサイト の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年10月16日

  • ホンダ
    インサイト
    2009年02月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • ハイブリッドのはしり

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.2
  • 外観デザイン

    3.0

    インテリア

    3.2

    走りやすさ

    3.7

インサイトについてのオススメポイント

  • インサイトは発売から5年を経過した。当時は、このインサイトとプリウスがハイブリッド車の二大看板だった。

    外観
    プリウスと同様、空気抵抗を考慮して作られた5ドアハッチバックスタイルの車。緩やかな弧を描き、ハイデッキなリアへと続くこのルーフラインのおかげで、空気抵抗は相当軽減されているらしい。この車の使命はなんといっても「燃費」であるから、すべてが燃費を最優先して作られている。スタイリングもそうで、室内空間よりも空気抵抗の少ないボディが優先されている。でもまあそれなりに上手にまとめたのではないだろうか。キリッとした顔で精悍なイメージを、大きくスラントしたフロントウインドウで伸びやかさを表現しており、少なくともカッコ悪いという印象は持たない。

    内装
    燃費のために軽量化が図られているので、あまり贅沢はできない。価格もライバルのプリウスよりも安くして200万を切るという大命題があったことで、内装はそれなりである。軽ほど簡素ではないものの、それに毛が生えたレベルである。全体的にペラい。プラスチッキーだし、シートの厚みもないし、ドアパネルも薄く、量産的な匂いがプンプンする。コスト事情があるからやむを得ないのだろう。でも、逆によく頑張ったなと思う。明るい色合いを採用し、パーツのデザインの新鮮さと、燃費表示などのハイテクによって、未来的雰囲気を作っているのだから大したものである。質感はしょうがないとして、厳しいコスト条件の中で作ったものとしては上出来だと思う。ちなみにインサイトは重さ1190㎏しかない。
    前席はスペース的に特に問題ないが、後部座席は厳しい。頭上スペースもギリギリだし、膝元も狭い。やはり燃費が最優先で作られた車であるから、そこは目を瞑るしかないのだろう。

    走り
    インサイトはハイブリッドではあるものの、エンジンとモーターの関係性、考え方がプリウスとはまた違う。インサイトは基本、ガソリンエンジンの車だ。スタート時を含め、常にエンジンが動いている。止まるのはアイドリングストップの時だ。モーターはあくまでアシスト的役割であって、「モーターのアシストが付いた普通のガソリンエンジン車」である。普通の車から乗り換えた時の違和感がない代わりに、プリウスほど燃費は良くない。とはいっても、ガソリンエンジンの車よりははるかに燃費はよく、リッター20キロ近くにはなる。
    インサイトはホンダの車だけあって、運転が楽しい。車が軽いのもあって、軽快にキビキビ走る。その点、プリウスは安定志向のファミリーカーだが、インサイトはどちらかというと、スポーティー色が強いので、そこそこ面白い。エンジンパワーも数値的には大したことないのだが、モーターのアシストもあっていい感じだ。

インサイトについての不満な点

  • 技術の進歩は早いもので、今基準で見るとこのインサイトの魅力はほぼないに等しい。別に悪い車ではないが、多くの車が燃費が良くなり、また電気自動車やPHEVなどいろんなタイプの車が出てきたことで、燃費&ハイブリッドに対する圧倒的な価値がなくなってしまった。発売時はバカ売れしたことを考えると、車も花の頃は短いものだなあと感慨深く思う。

インサイトを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 悪い車ではないけれど、やはり今基準でみると、もはや魅力はない。特にこだわりがない人が、程度の良いインサイトの中古を安く乗る分にはアリかなという感じだ。
    こういう車を見ると、当時は(今もだが)、燃費至上主義だったんだなあとつくづく思う。実用性やドライビングの楽しさをスポイルさせてまで燃費を優先し、その数値を競う、そんなイビツな価値観の時代だった。何か1つ商品力としてのネタが生まれると、他の大切な要素を犠牲にしてまでも闇雲にそればかりを追い求める悪いクセが、殊日本の車業界にはある。下手に技術力があるもんだからそうなってしまうのかもしれないが、節操がない。
    インサイトは、そういう「燃費」が大きな価値を持った時代の、エポック的存在だった。
    まだまだ成熟する前の、未完成バリバリ状態だけど、ただ単に一歩先じていたから売れた、そんな車だったのかもしれない。

インサイト関連ページ

  • ホンダ
    インサイト
    2009年02月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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