kazuさんのCT の試乗レポート・評価

投稿日: 2014年09月21日

  • レクサス
    CT
    2011年01月 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • レクサスが味付けしたコンパクトハッチ

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.7
  • 外観デザイン

    3.4

    インテリア

    3.8

    走りやすさ

    3.7

CTについてのオススメポイント

  • レクサスのハイブリッドシステムを搭載したハッチバックCT200hに試乗した。

    外観
    今年マイナーチェンジをし、レクサスの顔であるスピンドルグリルを採用してイケメン度を上げた。
    このレクサスがブランドの記号性として採用しているこのスピンドルグリルは、賛否あるようだ。
    私はそこまで否定的な見方はしてないが、かといってカッコイイとは思っていない。
    たしかに押し出し感が強く、鋭い直線基調なデザインは、シャープ&クールな印象はある。
    しかし、アウディのシングルフレームグリルを、「デザインいじって使いました!」的な二番煎じ色が強く、
    そこにブランド価値を見出せないのだ。
    しかも良くみると、CT200hはグリルの上下で素材が違うという・・
    まあこのへんの好き嫌いは人それぞれだろうけど。。

    全体的にはワイド&ローをアピールしたデザインで、スマートさがあるものの、
    デザイン面に圧倒される魅力は感じられず、既成概念の範疇でカッコよく作ったレベルに留まる。
    特に思うのは、顔だけ星人になってることだ。
    これはレクサスや昨今のトヨタ車もみんな同じで、顔ばかり押してるせいで逆に他が陳腐に見えてしまう。
    実際、CT200hのサイドやリアの眺めを思い出せと言っても、記憶に残ってなくてなかなか思い出せない。
    マツダのアテンザやアクセラが、フロントだけでなくサイドもリアも印象に残るのと比べると、
    より高価なブランドでありながら、記憶に残らず街に埋もれてしまうデザインなのはいただけない。
    レクサスがこのレベルのデザインに留まっている限りは、その他のプレミアムブランドに肩を並べるのは難しいかもしれない。

    内装
    レクサスはさすがトヨタの高級ブランドだけあって、内装の仕立ては上手だ。
    センスを感じるという類ものではないが、
    材料の素材感を巧みに使い分けて、高級感を演出することに長けている。
    幅広のセンターパネルは、多くのボタンがある中で面を一にして、すっきりクールなデザインに仕上げている。
    木目の使い方も上手だし、ソフトで優しく心地良い合皮を使い、その縫い目もまた高級感演出にうまく利用している。
    洗練されてクールで上品な印象ながらも、どこか日本的な優しい雰囲気のある内装はレクサスならでは。
    この車がレクサスであるという偏見をまったく持たずに見たとすれば、
    おそらく多くの人はこの小さなハッチバックの内装に好印象を持つと思う。

    前席は開放的で、狭さは特に感じないのだが、後部座席は正直狭い。
    膝元、頭の上、側面の圧迫感、いずれも余裕はあまりない。
    まあ、いざ座ってみるとすっぽり収まって、居心地は思ったほど悪くないのだが、
    長時間乗ってるとさすがにしんどいかもしれない。

    収納スペースは標準的。床が高いため縦尺はそこまでない。
    しかしそもそもがコンパクトハッチであるから、こんなもんで十分だと思われる。

    走り
    ハイブリッドシステムがプリウスと同じということから、「高級なプリウス」みたいに捉える人もいるが、
    実際はハイブリッドシステム以外は別物で、プリウスと比較して語る車ではないように思う。
    事実、走ってみると全然似ていない。

    マイチェンの際、スポット溶接の数を増やし、接着剤を使ったこともあり、ボディ剛性は結構高い。
    路面からの入力が不快な振動として伝わってこないし、安っぽさがない。
    ただ、入力に対する吸収の仕方がマットというか、つや消し黒みたいな、こもった感じの吸収の仕方だ。
    剛性の高さがハンドリングにも好影響をもたらしてるようで、ハンドルを切った時の応答性が良く、思い通りに曲がってくれる。
    走りもなかなかで、ハイブリッドとの相性も良い。パワーに不満を感じる場面はないだろう。

    室内もとっても静かで快適。日本人が好む高級が走りのうえでも上手に演出されている。
    コンパクトハッチでありながら、これだけの高級感を演出している車はそうはない。
    スポーツモードに切り替えた際のタコメーターに切り替わるギミックなどはレクサスの得意とするところ。
    こういうエレクトリカルな面でも高級さをアピールするところなど、レクサスは上手いなあと感心する。

CTについての不満な点

  • 値段が高すぎる。一番安いグレードで366万円。バージョンLは460万円もする。
    私はこの車にそこまでのお金を出す気にはなれない。
    これだけのお金を出すなら、コンパクトハッチならゴルフを買う。
    違うジャンルも含めれば、この価格帯ならもっといい車はたくさんある。

    走りの印象は装着しているタイヤサイズによって変わる。15,16インチが一番バランスがいい。
    17インチはやりすぎ。自分ならFスポーツは買わない。

CTを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • レクサスという車は評価がすごく難しい。トヨタという存在があり、事実部品を共有するものだから、
    レクサスは「トヨタが作るぼったくり高級車」という印象が拭えない。
    こういう偏見でもって車を評価すると、
    結構いい車だなあと思っても、「でもこれとプラットフォームが同じ車がトヨタだとこんだけ安く買えるんでしょ?だったらこっち買うよ!」となってしまう。
    レクサスにとっては、このトヨタの存在がブランドを構築するうえで大きく足を引っ張っている。

    いい車を作り続け、レクサスならではのサービスを付加して、着実に少しずつ評価を挙げていくしかないのだろうが、トヨタがある以上、殊日本においてはそういった偏見の目を完全に摘むことは難しいように思う。

    このCT200hもまた「プリウスの高級版」として比較されてしまう運命にある。
    「プリウスよりも150万高いそれだけの価値があるのか??」
    という目線で常に見られてしまい、車そのものを偏見なしに評価してもらえなくなってしまうのだ。
    仮にこのCT200hが欧州のどこかのメーカーが作った車だったとしたら、この車の評価は今よりは良いものになっていたかもしれない。

    私も自分の評価基準の中に、その偏見がまったくないわけではないから、
    知らず知らずのうちに「トヨタ」を意識しながら評価しているのだろう。

    では、「トヨタの高級版」という偏見なしにCT200hを評価したとしたらどうか?

    私は、いい車だとは思うけど、やはり買わないと思う。
    費用対効果の点でもっと満足度の高い車がたくさんあるからだ。

CT関連ページ

  • レクサス
    CT
    2011年01月 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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