SUMIKAZUさんのマークX の試乗レポート・評価

投稿日: 2014-03-21 12:18:05.0

  • トヨタ
    マークX
    2009-10-01 00:00:00.0 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • SUMIKAZU

  • 変わらないものが有りますね。

このクルマの評価

  • 総合評価

    3.0
  • 外観デザイン

    3.0

    インテリア

    3.0

    走りやすさ

    3.0

マークXについてのオススメポイント

  • ドライバリティを再優先する私にとって、フロントエンジン縦置き、トランスミッションが室内に有り、右ハンドルならば、ドライバーの左側を押し出してくる。センターコンソールが腰の位置にあり、シフトノブは、左腕を横に振ればそこにある。とドアを開けたときに認識するのはコレぐらいでしょう。

    ですが、実際運転し始める。クルマが生活の一部になった時に、腰より下の空間。下半身。足の裏までのお話、クルマとの対話、つながりがFRほど、リラックス出来るものはないと感じます。FFでは前輪が張り出し右端を干渉。アクセルペダルがブレーキペダルと相まって左による。コレが全長5ナンバー以下でハイトな日本語でコンパクトカーならば、致し方がないのですが、全幅1700mm超えの3ナンバーなら、このマークXと寸法が似通っていたら、FFがいかほど不健康な運転席を強いられているかと感じざるをえない。

    変わらないものが有りますね。

    マークXのインプレッションは、またしてもトヨタレンタカーです。第一印象のクジラのようなマーク2からやっとV6に切り替わったトヨタの後輪駆動。クラウンや国内でもディーラーが新たにしたレクサスと相まって共通項を含み、効率化を図りながら・・・なんて思いながら、意外な特徴があるマークX。
    後部座席がリクライニングができ、更に可倒出来て、トランクスルーが出来る。

    国産のセダンでコレが出来るのは珍しい。下位のアリオン・プレミオ。カローラは駆動方式が違うFFです。後部座席以降に余裕がある。スカイラインもそうですが、国産FRはリアオーバーハングが長い。愛車であったR32も34もそうでした、リアオーバーハングのおかげで、アップダウンあるコーナーでは荷重で自車はアッという間に限界です。

    名前を変えて、パワートレーンも一新。ユーティリティを増したマークXは、見た目より実用的です。
    友人のプレミオより断然運転しやすいのがマークXでした。それは2.5リッターだからではないく、その構造です。先のリアオーバーハングの話はありますが、FRとFFではその丈は、駆動方式で相殺され、運転での見比べの基準はFRとFFでは、基準が変わります。

    運転が楽なのは、FR。カムリハイブリッドの燃費は魅力的、アテンザの運転席もFR並みですが、フロントヘビーなのは違いなく、そもそもこのマークXより全長が長いのですから、ドライバリティ最優先のコクピットを得ようならば、マークXとスカイラインになるわけです。

    単位駆動方式の好みでマークXを推します。
    で慈済の運転した時の、パワートレーンとその足腰や制動に、コーナリング、山坂道やいかに?

    先に初代をレンタカーで乗った時の印象は、メーターは45000kmでしたか使い込まれています。ですが“マーク2”を乗られるならコレぐらいザラでしょう。

    申し訳ないが、この次期の年末調整の道路工事を通った時は、駄目です。前後左右に揺れに揺れます。ノーマルのスカイラインならこんな粗末なことにはなりません。ゆさぶられました。
    マークXの本命はやはり“上”です。高速道路。直線と緩やかなカーブをゆったり流すのが本文です。

    次にレギュラー仕様になった二代目マークX。初代のマフラーカバーは上のクラウン、LSに受け継げられ、2本出しマフラーになり、BMW5シリーズ様の冒険したディティールを無くしたものの、枝豆の様なフロントライトだけはそのまま、後部座席のリクライニング、可倒しトランクスルーもそのまま、ありがたい。
    初代はシンメトリーなインパネでナビゲーション周りのボタンも細く小さく、使いづらい印象でしたが、この二代目はメッキの面積を増やし、シフトノブがどセンターで遠かったのが、ドライバーよりになったのは、駐停車した時の、“D”から“N”へシフトチェンジに手こずったゲート式に比べれば良くなったと感じます。
    ただし、初代ではドアノブにあった左右ドアミラー調節ダイアルが、右端インパネに移動し、ドライビングポジションでは、操作できないのが駄目ですね。高速巡航時に後方確認をドアミラーの角度だけで確認したいのですが、初代では左手をステアリングに添えるだけで、右親指で難なく操作できたのですが、インパネに埋め込まれては、ドライバーの姿勢は猫背になり、左手を添えるだけといきません。これはスカイライン同様。イイトコが悪い方向になる。国産車の思考の悪さが見えます。

    初代では高速巡航がメインでしたので、二代目では山坂道に挑みます。
    2.5リッターのNAの6段オートマチックです。力が足りません。エンジンのまわり方が重い。自車のR3425GT-Vの4ATもよりは、多段であるので変速は感覚と速度にはこの時代のままでしょう。CVTに比べればごく自然です。
    しかし、エンジン出力の数値は出ていますが、トルクが足りません。山坂道が鈍いです。FRですからコーナーの抜けは後輪が駆動方式するのですから自然ですが、押しが、引っ張りが弱い。
    最高出力200psと数値を覆うのでなく、トルクとの両面が出せる調整に切り替えて欲しいですね。2000の直6を知っているだけに、物足りない。
    このような物足りなさも有りますが、腰が座っているFRは流し始めると安心します。そして味付けやパワートレーンが変わっているにもかかわらず、全体の印象は80-90年代なのがほっとするところです。
    つまり進化していない。
    6段オートマチックになったぐらいで、乗り換えても新車と感じるか?感じない。乗り換えただけになっちゃう。新鮮味が足りない。見せ方でISって手もありますが、
    足回りはトヨタのFFがFRになったぐらい。駆動方式におんぶにだっこで、ちょいと荒れた路面ではすぐに慌ただしくなります。ただし両車ともに16鉄チンのホイキャップでしたからそうなのかもしれませんが、ベースでコレですから値段なりなのかな?
    おすすめ。変わりたくないならマークXを!

マークXについての不満な点

  • レクサスがあるゆえに、日産とは違って、まぁベースグレードは手が届きそうなお値段ですが、アルミホイールに17インチがなく18インチなのはいただけません。17でもリムはガリ付くのに18なら速攻で傷ものです。
    電動シートのおかげで1.5トン超えます、重量税が増しちゃう。
    裕福な層が買うののではなく、けちん坊のこだわり屋さんが、FRセダンを好むので、合理的な中にトヨタ臭が欲しいところ。3リッター以上?税金払いたくないです。

    座席はクッションは有りますが、ベンチです。ホールド性は薄い。シートの表面ではないく構造をFRなんですから勉強して欲しい。年齢層を決めて装備や操作機器を限定しないで欲しいですね。

マークXを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 小道に入ると全長が気になるかな

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  • トヨタ
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    2009-10-01 00:00:00.0 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • SUMIKAZU さん

      検定ベストスコア: 80 点

      ランキング: 83位

  • ドライバリティを第一にクルマを体感しています。ストレスが少ないものこそ、心にゆとりを持ち、アクセルワークもステアリングの舵角も自然と落ち着きます。そんなクルマをコストパフォーマンスとともに探しています。

    投稿者情報

     都道府県:大阪府
     年齢:30代
     性別:男性
     職業:技術系
     家族構成 : 独身

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