nagaさんのレガシィツーリングワゴンの試乗レポート・評価

投稿日： 2018-01-31 23:53:46.0

スバル

レガシィツーリングワゴン

2009-05-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

naga
ワゴン先駆者のバリュー

このクルマの評価

総合評価
3.4
外観デザイン
3.6

インテリア
3.3

走りやすさ
4.0

レガシィツーリングワゴンについてのオススメポイント

レガシィツーリングワゴンは、日本にワゴンブームを起こした立役者であり、日本を代表する名車の1つと言えます。最後のモデルもレガシィの論法通り、パワフルな水平対向エンジンと４WD機構を搭載し、ワゴンボディでありながら圧倒的な走行性能と実用性を誇る車です。サイズがアメリカナイズドされて大柄になってしまいましたが、乗ってみればわかる、骨太で筋肉質で本当に良い車です。
２．０GTの方は、このワゴンボディでなんと３００ｐｓ、４０．８ｋｇｍというスポーツカー顔負けのハイスペック。しかも、このハイパワーを受け止められるだけの強靭な足回りとボディを備えているのが凄いところで、高速道路などで走ってみると、驚くほど安定しており、まるで足が地面に吸い付いているかのように高速コーナーも駆け抜けます。ワゴンボディであることを忘れてしまうほどのハイパフォーマンスです。このポテンシャルの高さは、国産ワゴン界では間違いなくナンバーワンでしょう。海外勢を含めても相当上位に入るのではないでしょうか。

今は、レヴォーグに日本市場での主役を座を譲りましたが、レヴォーグにもレガシィの血が脈々と受け継がれています。それほどレガシィの完成度が高かったということでしょう。

レガシィツーリングワゴンについての不満な点

大きくなってしまったことです。シートもアメリカ人サイズですし、ボディサイズも日本の道路で使うにはちょっと大きすぎます。ノンターボモデルで、ゆったり大らかに乗るタイプとしてならありだと思いますが、レガシィらしいキレのある走りを求める向きからすると、この変化はあまり嬉しくないかもしれません。

レガシィツーリングワゴンを運転した後の感想

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
運転後の感想について
レガシィツーリングワゴンが生産終了してしまったのは、本当に残念です。歴史に残る名車だっただけに、この名前はずっと残してほしかったです。
でも乗ってみれば、相変わらずのいい車でした。この性能が３００万円台で手に入るのだから凄いです。