きもぴさんのノートの試乗レポート・評価

投稿日： 2016-02-09 21:02:57.0

日産

ノート

2012-09-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

きもぴ
ちゃんとニスモです

このクルマの評価

総合評価
4.5
外観デザイン
5.0

インテリア
4.3

走りやすさ
4.7

ノートについてのオススメポイント

ノートニスモの標準モデルに試乗しました。
エンジンは1.2リッター３気筒+スーパーチャージャー。
いわゆる普通のノートにも搭載されているエンジン。
トランスミッションはCVT。こちらも基本的には普通のノートと同じ。

■外観
ニスモのエアロをまとったノートは、迫力が出ているだけではなく、ひとつ上の風格を備えている。ちらりと見える赤いラインがお洒落。
印象が違いすぎて、ノーマルのノートとは違うクルマに見える。

■内装
ところどころにニスモの雰囲気が出ている。
特にオプションのアルカンターラ調のシート(ニスモSでは標準)のホールド感がちょうど良くて気持ちいい。きっちりホールドしてくれるが、キツすぎない。サーキットでなければ十分だろう。
また、アルカンターラが巻かれたステアリングがとても気持ちいい。持ちやすい。

そして、ノートといえば後席の広さ。ニスモでもそれは健在。足元も頭上もゆったり余裕があり、とてもコンパクトカーとは思えない。

■走り
あまり期待してなかったが、とてもスムーズに加速していく。早くからスーパーチャージャーが効いてる感じがして、気持ち良く加速していく。ブレーキのタッチも自然で、唐突にストップするような感じはしなかった。
また、コーナリングではロール感がうまく抑えられていて気持ち良く曲がっていく。ここはニスモの足がきっちり働いてくれているのだろう。

絶対的なスピードはないが、気持ち良く日常の使用域で十分なスピードで走ることができる。
かつ実用性は全く損なうことなく。
バランスが良く取れたクルマのひとつだろう。

ノートについての不満な点

日産車全般に言えることだが、内装のクオリティバランスがどうにかならないものか。価格の割に安っぽい。
特に、サイドブレーキがプラスチッキーすぎる。

アルミペダルがオプションにも設定がないのは不可思議。

他社のクルマで標準になっているものが、オプションになっているので、なんだかんだと金額が上がっていく。

ノートを運転した後の感想

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
理由:

見た目だけかと思ったが、標準モデルもなかなかいい走りをするのは嬉しい誤算でした。
運転後の感想について
サーキットでギンギンに走るよりも、日常のあらゆるシチュエーションで彩りを添えてくれそう。
誰でも気持ち良く走れる懐の深さが感じられた。
速さを求めるならオススメはしませんが、走りと日常の使い勝手のバランスを重視する人にお勧めしたい。