new-mauさんのレンジローバースポーツの試乗レポート・評価

投稿日： 2014-07-20 00:52:14.0

ランドローバー

レンジローバースポーツ

2013-11-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

new-mau
俊足レンジローバー

このクルマの評価

総合評価
4.1
外観デザイン
4.2

インテリア
4.1

走りやすさ
4.3

レンジローバースポーツについてのオススメポイント

レンジローバースポーツ３．０スーパーチャージドエンジン搭載車両に、ディーラーにて試乗してきましたので、受けた印象について書かせてもらいます。
エクステリアデザイン
本家レンジローバーと比べて、明らかに低いスタンスは、あつい走りを強く予感させるものとなっています。その一方で、弟分のカジュアル指向なイヴォークと比べて車格にふさわしい落ち着いた感じがあり、レンジローバーの名前に恥じない存在感を感じ取れました。少々野暮ったかった初代レンジローバースポーツと比較して、一気に現代的になりました。
インテリアデザイン
全体的な雰囲気は、現行４thレンジローバーとほとんど同じものとなっています。使われる素材の材質等で差別化はもちろん図られていますが、十分に高級感を感じ取れる上質なものです。ボタン類の部品精度も、先代比で大幅に向上していて、評価できます。本家レンジローバーと比較すると、コンソールやインスツゥルメントパネル等が傾斜している造形となっていて、囲まれ感が強調されています。先代では窮屈で掛け心地も悪かったリアの居住性およびシートのデキも、かなり改善されていました。
走り
ハンドリングは、背の高い四輪駆動車のそれとは信じられないほどに軽やかで、俊敏です。サスペンションの追従性もすばらしく、ワインディングではかなり楽しめそうです。
町中での乗り心地は、スポーツモデルらしく若干固さを感じますが、ショックはうまく丸められていて、不快な感じは受けませんでした。
エンジンは、ジャガーのスポーツカーにも採用されている、新型v６スーパーチャージャー付きです。エキゾーストサウンドは、かなり演出されているタイプのもので、スタート時や高回転時では、とても威勢のいい音を響かせます。しかし音質は、非常に滑らかで、少なくとも車内では騒々しさを感じさせないものです。パワー感は必要にして十分といった感じです。３４０馬力以上を発揮するエンジンですが、車重が大人四人が乗ると限りなく３トンに近い重さになる超ヘビー級なので、圧倒的な加速感というほどの性能はありませんが、決して遅くはありません。９１１やアストンマーチンあたりを高速道路やワインディングで追い回したい人は、５リッターモデルをお勧めします。