Naminori1173さんのリーフ の試乗レポート・評価

• 

• 日産

  リーフ

  2017-09-25 00:00:00.0 発売

  

     

このクルマを一言で表すと？

• 

  Naminori1173

• エコ＆スポーティーかつ運転が楽しい♪

このクルマの評価

• 総合評価

  3.5

• 外観デザイン

  2.6

  インテリア

  3.5

  走りやすさ

  5.0

リーフについてのオススメポイント

• 過去に初代リーフ(30kw)を借りてサーフィン時のトランポとして実用的かを検証するために、埼玉県から茨城県のビーチまで往復350km程の走行をしたが、結果として満足するものであったので、今回も期待して新型リーフ(40kw)を借りて更に長距離移動を計画してみた。
  行き先は信州は長野県安曇野市だが、ただ長距離を走るだけでなく色々なテストを兼ねて、高速道路、ワイナリーの急坂登坂、長い峠超えなどを道中に含んで計画した。
  今回は１泊２日だが、２・３泊相当の荷物を想定して、嫁の40リットル程度のキャリーケースと当方の大型ドラムバッグ、カメラケースと三脚をトランクに詰めて出発したが、目的地のワイナリーでの買い付けワイン12本を追加してやっとトランク底地が見えなくなる程度で、バッグの上方向にはまだ余裕ある感じであったため、仮に大人４人の泊まり旅行でも困る事は無いだろう。
  まずは高速道路を使い山梨県に向かうが、インターチェンジやパーキングエリアからの本線の合流地点では楽しい程の加速感で、もたつく事も無くスムーズに合流出来た。途中で大型トラックが並走する様な詰まってしまった場面を抜けるために追い越しをする機会が生じたが、リミッター作動までスーっと加速を続けるサマは、知人の直６・3000ccターボ車の加速を思い出す程であった。
  周囲が順調に流れ、普通に高速走行出来る環境が整ったため、今度はプロパイロット技術を試してみる。前方の車両を一度キャッチすれば、速度もハンドルも自動で調整してくれ、これは実用の域に達したと感じられた。一般道に降りてからも(オートでのレーンキープには難があるが、)前走車の自動追従は問題無く使え、長距離走行時の疲労軽減に大きく寄与するため、リーフ購入の際は必須であるオプション機能だ。
  高速道路のインターを降りる際のETCゲート迄の下り急カーブもeペダル技術のお陰でライン内を綺麗にトレースでき、同乗者も安心した様子である。
  
  この旅行での最初の目的地は小さなワイナリーだが、ここの急坂はかなり狭くてキツい。ガソリン車では途中で止まったらローギアに落とさないと登らないのでは？と言う程だ。今回は運悪く、搬送用のディーゼルトラックが降りて来てしまい、途中で停止を余儀なくされたが、急坂での停止状態からでも電気自動車の恩恵を受けて、何事もなかったかの様に軽々と登坂し、これには正直に驚いた。
  道中、何軒かのワイナリーに立ち寄り、買い付けしながら本日の宿に向かう。会員制のリゾートホテルだが、ナビで目的地設定の際に確認したら敷地内に200V充電器があり、車内からBluetooth連動のスマホで事前に電話で伝えたため、すぐに用意して頂いたため、後のチャージングの時短にも繋がった。
  翌日は朝から雨が強く降ったり、晴れたりする変わりやすい天気であったが、カーブの多い雨の高速路でも低重心のためか非常に安心だ。無理はしないでも車が安定しているため、知らずに速度が乗ってしまうのはドライバーとして気をつける必要がある。
  帰路に着くのに少し冒険をしてみた。高速道路なら充電無しで自宅近くまで帰れそうだが、夕方、最後の充電ポイントで80%程度までチャージをし、長い峠越えルートを選択したのである。山梨県と埼玉県の奥秩父を結ぶ雁坂峠だ。このルートは秩父の街中まで70km以上走らないと栄えて来ないため、仮に電欠になったらレッカー確実なのである。また天候が変わり雨が降り始めた。峠に差し掛かるにつれて雨脚が強まり、視界が悪い闇夜のカーブの連続を走行するが、安定した挙動は相変わらずで、低重心とeペダルが相なって4WDでの走行に匹敵する程の安定性であると感じた。
  後でナビを見て気づいたのだが、峠の頂上にある道の駅には充電ポイントがキチンと整備されており、その先の道の駅にもあり、電欠の不安は無駄であった事を知った。
  帰路は峠越えルートにも関わらず、回生電力も多かった為か1kwあたり9kmの電費を記録した。仮に家庭での電気代が1kwで30円とした場合、現在のガソリン価格が1Lで150円のため、単純な計算だがガソリン1Lで45km走行出来るのと同等の燃料代である。
  エコなのにスポーティーでかつ楽しいクルマは他に無く、技術の進化に驚くとともに次世代のスタンダードになると確信した今回の600km超のテストドライブであった。

リーフについての不満な点

• 技術面では非常に満足ですが、意匠的(デザイン)には地味なのが残念。中国市場に向けたためでしょうか？

リーフを運転した後の感想

• 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
• 理由:

  初代リーフよりも更に進化した性能は、期待値を大きく超えていました。
• 運転後の感想について
• 地味に走って燃費を稼ぐエコカーとは異なり、これは運転が楽しいスポーツカーです。

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