マセラティエさんのVクラスの試乗レポート・評価

投稿日： 2018年06月19日

メルセデス・ベンツ

Vクラス

2015年10月発売

このクルマを一言で表すと？

マセラティエ
これぞキング・オブ・ミニバン

このクルマの評価

総合評価
4.4
外観デザイン
4.6

インテリア
4.3

走りやすさ
4.3

Vクラスについてのオススメポイント

グレード現行型 V220d アバンギャルドロング 7人乗り

今回高速道路の走行を含む長距離運転のレビュー
インテリアについては、メルセデスらしく黒を基調とした本革でまとめられていて高級感があり飽きのこないデザインになってる。
運転席と助手席は、シートヒーター付きのパワーシートで便利です。
2列目は、左右デュアルスライドドア仕様で運転席からも操作ができます。キャプテンシートで左右アームレストもあり快適に座れます。安全性を考えられており、ドアから数センチ離れてシートを設置されており多少室内の広さを犠牲にしても、万が一横から追突されてた場合でも乗員を保護できるようになっており、これは国産のミニバンとは違う点だと思いました。 2列目と3列目も十分な広さがあり快適に座れるようになっている。
長距離を移動しても、2列目と3列目も疲れにくいと実感できます。
2列目、3列目の左右の頭上にエアコンの吹き出し口があります。
2列目の真ん中の方で、風量と温度を運転席とは別に設定できるようになってます。

運転してみて、感じたことは全幅が1930mm、全長5150mmと日本では、大きすぎるサイズだが、見切りが良くて大きさをあまり感じないで運転できました。駆動方式が、FRということもありハンドリングもシャープで思った通りに曲がってくれて、重さもちょうど良くて気持ちが良い。また、直進安定性も素晴らしいです。パドルシフトも装備されており、変速も素早くできるのでエンジンブレーキを使用する場合も便利です。
エンジンのフィーリングは、2.2リッターのディーゼルエンジンは、アクセルを踏み込むと、ほんの少し遅れてトルクが出てくる感じがします。加速してしまえば、約2.4トンの重さも感じさせずにぐいぐいと車体を引っ張るのには圧巻です。
エンジンですが、運転席と助手席はディーゼルエンジンらしい音がうるさくはないですが聞こえてきますが静粛性は高いと思います。
エンジン音は2列目、3列目は気にならないレベルです。
高速道路と市街地を走行し渋滞などはあまりなく流れが良かったので平均リッター12.5キロを記録しました。
センターに配置されたナビは、車両の設定なども行うこともできるようなシステムで、エアコンの温度や風量、燃費情報、キーロックした際のライトの点灯時間など様々な設定ができます。
メディアプレイヤーも使いやすくて、よかったです。
最後にメルセデスといえば、安全装備ですがレーダーセフティーパッケージ装備されており、360°を見渡せるモニターなど斜め後方監視する機能、ハンドルアシストや車両停止まで行うことのできる追従式クルーズコントロール、その他自動ブレーキふすそなど安全装備が満載です。
便利な装備が、停止中にブレーキをぐっと押し込むとブレーキを踏まなくても停止を維持するホールド機能や、自動で明るさを調整するアダクティブLEDヘッドライトが非常に便利な装備だと思います。

Vクラスについての不満な点

運転席のピラーが太くて、右折時に確認がしずらい。
サイドミラーの位置が少し引いのでもう少し高くしてほしい。
メディアプレイヤーのラジオの受信感度が少し低くて田舎の方だとノイズが入ることが多かった。
アイドリング中車外で聞こえるエンジンがもう少し小さくなると迷惑にならなくて済む。
運転したグレードには、2列目のシート周辺にドリンクホルダーがない。