Zero FighterさんのGS F の試乗レポート・評価

投稿日： 2017-09-26 20:51:54.0

レクサス

GS F

2015-11-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

Zero Fighter
ハイパワーかつ上質なセダン・スーパーカー

このクルマの評価

総合評価
3.5
外観デザイン
3.6

インテリア
3.4

走りやすさ
4.3

GS Fについてのオススメポイント

レクサスディーラーからの招待を受け、試乗して参りましたのでレポートさせていただきます。
まずはエクステリアデザイン。現行のレクサス車全般に採用されているスピンドルデザインを踏襲しつつ、レクサスなりに頑張った奇抜な唯一無二の世界が表現されていると思う。
サイドのエアアウトレット、リアの４本出しマフラーもスポーツマインドくすぐるデザイン。
インテリアは、ドライバーを中心に考えた包まれ感のあるインテリア。
それにレクサスブランドの細部にわたる高級感が相まっている。
メーターパネルは、Ｆスポーツの可動式ＴＦＴ液晶ではなく、Ｆ専用設計。
これはこれで非常に視認性が良く、タコメーターを中心とした情報表示が分かりやすく、
いかにもスポーツカーのメーター配置である。
さて乗り味であるが、エコ、ノーマルモードでは１千万超の高級車としての紳士的な走りができる。
ひとたびスポーツモードとするとＶ８５Ｌのエンジンが吹き上がり、独特のＶ８サウンドを轟かせながら、
ジェントルだったヤツが牙をむくほどに荒々しくなる。
これは一言で言うならハマる。とても気持ちのいい瞬間である。
乗り心地は、硬くはあるものの不快感はなく、脚の動きで路面の凹凸をいなしており、上質。
また、シートの座り心地がたまらなく気持ちいい。
スポーツカーのドライバーズシートに座っているとは思えないほどに最高のシートである。
燃費はドライビングをちょっと派手に楽しむ運転をすると、４ｋｍ／Ｌくらいまで落ちる。
これはこういうクルマであることを考えると触れるとこではないのかもしれない。
ガソリンのことなど考えず、ガンガン楽しむクルマなのだろう。
総評としては、強くて、速い。しかしそこに上質がどこの場面にもある。
それがレクサスブランド生まれのスポーツカーの嵯峨なのかもしれない

GS Fについての不満な点

全般的にレクサスブランドとしても気品は全てにおいてある。
もっと過激なスポーツカーかと思い乗り込んだが、
上質の中にあるスーパーカーという感じ。
ランエボやＷＲＸＳＴＩのほうがダイレクトにクルマを感じ、
もっと車としての面白みがあるのかも知れない。

GS Fを運転した後の感想

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
運転後の感想について
大人のスポーツカーに乗った印象。若いうちは、ランエボやＷＲＸのようなクルマの方がワクワクもするし、クルマとの一体感もあるのかも知れない。しかしながら、落ち着いた大人にはこんなスポーツカーがいいのかもしれないと感じた。