Dreamsさんのミライースの試乗レポート・評価

投稿日： 2013-09-01 06:37:26.0

ダイハツ

ミライース

2011-09-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

Dreams
期待のエコーカー『第三の選択』

このクルマの評価

総合評価
2.9
外観デザイン
2.8

インテリア
2.9

走りやすさ
3.0

ミライースについてのオススメポイント

【はじめに】
今、自動車業界の希望とも言える存在が『エコカー』ではないでしょうか。消費者からしても興味がある車種であると思います。
その中でも、『第三のエコカー』として先駆的な存在であるのが、ダイハツミライース（Mira e:S）です。今回は、そのミライースの中でも情報が少なく、誤情報や、誤解の多い『Dグレード』について記述させて頂きます。
※2013年9月現在（型式:DBA-LA310S マイナーチェンジ後モデル）

【外観】
ミライース最大の売りである『33.4km/L』を実現させるに必要不可欠な「エアロコーナ」を称するデザインは、シンプルに思えます。

Dグレードの場合は、ボディカラーはホワイトのみです。
一番誤情報が多いのは、『サイドミラーとドアノブが無塗装のブラック』という点です。

実際は、黒であることには違いないないのですが、サイドミラーとドアノブは、塗装され艶のある物となっています。

街で、Dグレードではないかもしれませんが、ミライースを男性が乗る姿も、女性が乗る姿も見る機会がみなさんもあると思いますが、都市部でも、農村部でも街に馴染んでいると思います。

【内装】
Dグレードの場合、メーカー小売価格は745,000円（値引き後乗り出し価格約80万円前後）であり、軽自動車としては破格値の設定ですが、内装のチープさは上位グレードと比較しても気にならないと思われます。

ただし、ダッシュボードが柔らかいグレー色なので、使用する環境によっては、フロントガラスへの写り込み（反射光により）が気になる場合も出てくるかもしれませんので、その際は布をあてがうなのどの工夫で解消も可能かと思います。

【走行性能】
ミライースには、CVT（無段変速機）が採用されております。
CVTは、目標速度まではアクセルを踏み込み、目標速度に達したらアクセルを一旦解放して、再度、最小限にアクセルを一定に踏み込むという操作が好ましいと思います。

このような操作をすると、街乗りでは十分な走行性能を発揮しますので、街乗りで不便することはないと思います。

また、アイドリングストップが作動するには一定条件がありますが、アイドリングストップ後のエンジン再始動も他車に比べてもスムーズであり、小音と思われます。

【社内快適性】
遮音性は、高いとは思いませんが、国産車のコンパクトカーに匹敵する基準だと感じます。

ただし、雨天時はルーフから雨音が響くような気がしますが、同乗者との会話に支障をきたしたり、不快であるレベルにはないと思います。

エンジン音は通常走行をする程度であれば、不快になることはないと思います。

室内空間に関しては、前列に関しては不快なく街乗りに利用できますし、座席の質も問題ありません。

後席に関しては、かなり広くなっていますが、ヘッドレストがオプション（約8,000円）となっていますので、後席に人を乗せる場合は、同乗者安全確保の上でもあった方が良いと思います。

荷室は狭いですし、リアシートに関しては分割式ではないので、ミライースのご利用用途によっては、不便かもしれません。

【燃費】
ミライースは、『リッター33.4キロ』を謳い文句としていますが、これは環境・トライバーの運転の仕方でも左右されます。

80-100km/hで、高速道路を巡航すれば35km/L以上を達する場合もありますが、乗り方次第では15km/L程度となることもあります。

一般的な使用をすれば、平均25km/Lは維持できるレベルの設計にはなっているように感じます。

【まとめ】
ミラーイースは、老若男女問わない車両であると思いますが、とくにDグレードに関しては、おひとりで移動されることが多い方（通勤用etc）や、必要最小限の装備で不自由のない方にはオススメの一台です。

今回は触れていませんが、軽自動車初の「スマートアシスト（衝突回避支援システム）」機能もグレードによっては選択可能です。

ミライースについての不満な点

・集中ドアロックがない
→（Dグレードのみ）助手席に乗車する場合に不便であり、後付の集中ドアロックやキーレスエントリー化も可能であるが、一般人には難しい可能性が高い

・ダッシュボードの色が明るい
→（Dグレードのみ）ダッシュボードの色が明るく、使用環境によっては、フロントガラスへの写り込みが発生する可能性があるので、ユーザー側での工夫やドレスアップが必要になる

ミライースを運転した後の感想

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
理由:

軽自動車は、ガマンすることや妥協が多いと思っていましたが、豊富なグレードやオプションでカバーできるので、軽自動車に対する固定概念は払拭できました。
運転後の感想について
各自動車メーカーが、エコカーに対して鎬を削っているので、今後も多数の素晴らしい車が世に出てくると思います。楽しいクルマ選びには喜ばしいことですが、選択肢が多くなると悩むことも多くなると思いますので、ユーザー目線で楽しいクルマ選びのお手伝いができれば、幸いです。