マセラティエさんのウェイクの試乗レポート・評価

投稿日： 2018-09-24 18:17:05.0

ダイハツ

ウェイク

2014-11-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

マセラティエ
アウトドアの相棒

このクルマの評価

総合評価
3.6
外観デザイン
3.2

インテリア
3.7

走りやすさ
3.0

ウェイクについてのオススメポイント

試乗したグレードは、Gターボ　レジャーエディション

エクステリアを見て感じたことは、軽自動車の中でもかなりデカイです。
全高が1,835㎜なので存在感があり軽自動車とは思えないです。
角張っているデザインとポップなカラーもいいと思います。
ボディーだけでなく、ライト周りのデザインも四角で、
クリアランスランプもカクカクしているチューブタイプのLEDでよくまとまっています。
ホイルのデザインもレジャーエディション専用のホイールが装着されていて、他のグレードのホイールの方が
この車種にはマッチしていてよかった。

インテリアは、これもかなり広い。
運転席に座って見ると、アイポイントが高いので見晴らしが良い。また、頭上のもかなりの余裕があるので開放感があって良い。
メーター類も中央にまとめられており、表示も大きくて見やすい。
収納はどれも実用的で良い。前席のドリンクホルダーをプッシュ型の収納タイプではなくて
紙パック対応型で大きいので、ドリンクのほかにも小物を入れることができるので
便利。助手席手前の大型のインパネトレイも使い勝手が良い。
シートの表皮がすべて撥水加工されているので、濡れてしまってもすぐに拭き取ってしまえば問題ないので、アウトドア好きには嬉しい。
レジャーエディションは、イージーケアフロアが標準装備で、防水素材のフロアになっておりシートと同じく汚れても手入れがしやすい。
さらに車内には、4カ所のLEDランプが装備されており、特にバックドアに装備されたバックドアランプは、嬉しい装備になる。
便利な装備として、パワースライドドアのボタンを押すだけで開閉ができたり、スライドドアが閉まりきる前にリモコンキーでロックの予約ができたりする。
荷室はというと、同じタイプの軽自動車の中では広い方になる。
荷室は、ラゲージ下のトランクが大きくて広い。上下2段調整式のデッキボードが装備されていた。
このデッキボードが便利で、背の高い荷物を積むときには取り外したりできる。
ラゲージ下のトランクにはクーラーボックスや汚れた物を積んで、デッキボードで区切って他の荷物を積むことができたりするのも、ウェイクならではの使い方ができるのも魅力的。
荷室側から、レバー一つで軽い力でシートの移動や倒すこともできるので便利。
荷室は拡張できるように、固定用のフックなども追加できるようになっている。

安全装備も充実しており、対歩行者・対車両のステレオカメラを装備しており、衝突警報・衝突回避支援ブレーキ機能。
車線逸脱警報や前後誤発進制御機能など安全装備も抜かりない。
特に、ハイビームとロービームを周囲の明るさを感知して自動で切り替えてくれる機能は、
夜間運転することが多い方には助かるのでありがたい。

走りに関しては、堅いが全高の高さや荷物をたくさん積むことを考えればちょうど良いのかもしれない。
思ったよりも、横風の影響を受けないので安心した。ハンドリングも思ったように車体の向きを変えて曲がってくれた、
エンジンはターボということもあり、CVTの制御もよくて加速も問題なく高速などの流れに乗れる。
全体的にマイルドで問題ない。
走りを楽しむ車ではないということを考えると十分な仕上がり。
この車を購入しアウトドアを楽しむのであれば、レジャーエディションのターボ車をおすすめします。
やはり、この車の一番の魅力は、アイディア次第で何でも積み込める広い車内です。

ウェイクについての不満な点

レジャーを楽しむ車なので、仕方がないがインテリアが安っぽい印象がありました。
車体のポップな色に合わせて、明るいカラーを選択できると良い。
荷室側は、2列目のシートのレールがむき出しなので積む荷物によっては邪魔になる事がある。
LEDを贅沢使用したフロントと比べると、リアのデザインが物足りない特にテールランプが安っぽい。
車両重量が重いの、ターボ車でも物足りなさを感じる場面が時々ある。
営業の方に話しを聞くとターボ車の実燃費が12㎞/ℓなのでカタログ燃費の約半分なので、燃費重視の方は要注意です。