お角さんのロードスターの試乗レポート・評価

投稿日： 2015-10-02 19:16:17.0

マツダ

ロードスター

2015-05-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

お角
人馬一体感の妙技！！

このクルマの評価

総合評価
4.1
外観デザイン
4.2

インテリア
4.0

走りやすさ
5.0

ロードスターについてのオススメポイント

オープンエアーを感じられる、ライトウェイトスポーツ。
ロードスターは、例え低い速度であっても外と自分との距離を身近に感じることでより高い速度域を走っているように感じることができるという点でも、安全でなにより楽しいクルマだ！
歴代すべてのロードスターを所有し使ってみて身として、今回の新型車との比較をおこなってみた。
先に結論を述べると、新型は二代目の印象を思い起こさせるものだった。
これは、主にエンジンのトルク特性や車体の軽さからうけた印象で、剛性とエンジンを使い切るという、
ロードスター本来のポジションを思い起こさせてくれた。
無論、エンジンパワーや剛性は格段に進歩しており、その意味では全くの別物であったが、
最初に乗り出したときの印象は、二代目ロードスターの1.6Lを彷彿とさせた。
ここでの一番の違いは、やはり乗り込んだときのインテリアの質感の高さだろう。試乗したのはSスペシャル
のAT車。
マツダコネクトが、デザインとして組み込まれているのは、現在のマツダ車に共通しているところだが、コンパクトゆえに犠牲にされてきた感のあった二代目とは打って変わって、三代目の質感をよりブラッシュアップさせた内装は、輸入車かと思うほど高いものだった。
実は、人生初のロードスターのAT車だったが、このミッション、凄くおりこうさんで（笑）、セレクト操作でスポーティにもジェントルにも走れる！
しかも、スポーツモードでは、きっちり引っ張ってからシフトチェンジ。MTと迷っちゃうくらいいい出来だった。
他、安全装備も現代のマツダ基準のものが付いていたり、オプションで選択できたりと誰にでも間口が広く、かつ思いっきりスポーティに走りを楽しめる車である。

ロードスターについての不満な点

今回のロードスターに自動車としての不満な点は皆無と思っていい。
ただ、グレードの選択に大いに迷うことだということは、予めお伝えしておきたい。
個人的には、Sスペシャルパッケージに安全装備とナビのチップを購入すれば、残る問題は一つくらいだ。
それは、カラーだ。いろの選択肢が少ないというか、似た色が多いと感じる。なにより大好きなイエローが無い。
ま、これはいつものことで後から色の選択肢が入れ替わるのは、当たり前なので、そういう意味で現在筆者は
待ちを決めている。色さえ揃えば即買いのクルマである。

ロードスターを運転した後の感想

乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
運転後の感想について
見た目は、本当に小さくてきゃしゃなのに、乗ってみると剛性あり、いろいろな仕掛けありと本当にあっという間の１時間の試乗でした。価格帯は今までとあまり変わりませんが、走りもデザインもインテリアも全てが向上したブランニューの新型は、乗って良し、走って良し、ながめて良しのクルマでした。生活というか人生にこの車があるともっと楽しいことがあるかもしれませんね。