kazuさんのギブリ の試乗レポート・評価

投稿日: 2015-05-13 16:54:10.0

  • マセラティ
    ギブリ
    2013-11-01 00:00:00.0 発売
       

このクルマを一言で表すと?

  • kazu

  • 妖艶な魅力

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.2
  • 外観デザイン

    4.4

    インテリア

    4.1

    走りやすさ

    4.3

ギブリについてのオススメポイント

  • ギブリは、マセラティラインナップにおけるミドルクラスセダンに位置するものの、実は相当大きい。全長4970mm、全幅は1945mm、重量も1950㎏あるので、国産車基準で言うと堂々の大型サルーンサイズである。クアトロポルテのショートバージョン的ポジションだが、クアトロポルテ自体が大型化したせいで、こちらも必然的に大きくなった。

    ギブリ最大のおすすめポイントは、「妖艶な魅力」だろう。イタリア車らしい芸術的センスを感じる内外装のデザインと、全体から醸しだされるマセラティならでは妖艶なオーラだ。これだけ妖しい雰囲気を持った車は、少なくとも国産車、ドイツ車にはない。それだけで相当惹き付けられる。
    特に個人的に好きなのは顔。低くスラントしたフロントマスクに、私はキングコブラのような毒ヘビを連想した。

    搭載されるエンジンは3リッターV6ターボ。出力330ps、トルクはなんと51㎏mもある。最高速は263km/h、0-100km/h加速は5.6秒というのだから、これはもうスポーツカーの部類だ。これだけ美しく、実用的なセダンボディを持ちながら、このハイパフォーマンスは魅力。エンジン音も非常に気持ちいい。
    しかも凄いのは、こんなハイパフォーマンスでありながら、ガチガチのスポーツカーかと言うとそんなことはなくて、サスペンションがしなやかでボディ剛性も高く、静粛性もすこぶる高い。適度に締まりのある大型サルーンとしてのあらゆる性能が、極めて高レベルなのである。

    試乗程度ではすべてはわからないけれど、自分が感じた感覚としては、ドイツ御三家のミドルクラスセダンたちと真っ向勝負できる。それどころか目に見えないオーラという点でライバル達を圧倒的に上回っているので、より魅力的にさえ感じた。

    ディーラー網も充実、メカニカル的な信頼性、維持費、など不安要素もたくさんあるけれど、車そのものを見るかぎり、かつてマセラティに感じていた、「エンスーマニアだけが乗る道楽車」的なポジションからは脱却しつつあるように思った。ノーマークだった人は、一度試してみるといいかもしれない。

ギブリについての不満な点

  • やはりいざ所有するとなると、不安がよぎる。幸い、近くにディーラーがあるが、メカニカルな面での信頼性が未知数なのは怖い。昔のイタ車のように、買ったはいいが、1年の半分は工場にいるなんてことにならないか、その点が心配。

ギブリを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • 昔、マセラティクアトロポルテに乗せてもらったことがあって、そのとき「なんて美しいセダンなんだろう。。」と思ったのが懐かしく思い出された。マセラティの車は、どの車にもない妖しい魅力がある。それに魅了されて、一時は「自分もいつかは買うぞ!」と思ったのだが、ユーザーに色々話を聞くにつれ、維持するのがなかなか難しい車であることを知り、断念したという思い出がある。

    もしこの車がドイツ車のように、メカニカル的な信頼性もあって、ディーラー網も充実して、維持もしやすい車だったら、もっとみんなが手にしやすい、ハードルの低い車だったら、相当売れるんじゃないかと思う。フィアット直轄となり、販売台数を増やしていこうとしているマセラティ。インフラ面で整備が進み、信頼性が向上していけば、上手くいけばドイツ御三家を脅かすような存在になりうるかもしれない。

ギブリ関連ページ

  • マセラティ
    ギブリ
    2013-11-01 00:00:00.0 発売
       

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この試乗レポート筆者のプロフィール

    • kazu さん

      検定ベストスコア: 70 点

      ランキング: 6位

  • オークション業を営んでいた経験のある40代男性です。 小さい頃から車が大好きで、自身も今まで30台ほど車を乗り継いできました。好きな車は、国籍、ジャンル問わず、「思想のある車」です。作り手の意志、意気込み、プライド、こだわり、文化、そういったものを感じる車は、どんな車でも魅力があります。単に数値的なものや装備などカタログを見ればわかる表層的なことではなく、物理的運動体としての車の良し悪し、さらには文化的な側面も交えて車を評価してみたいと思います。 机上の知識やわずかな試乗だけではわからないこと、身に付きにくい感覚がたくさんあります。今までたくさんの車を経験することで培ってきた自分の感覚、価値基準をもとに、1人でも多くの方の参考になる記事を提供出来たらなと思っています。よろしくお願いいたします。

    投稿者情報

     都道府県:千葉県
     年齢:40代
     性別:男性
     職業:事務系
     家族構成 : 独身

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