momongaさんのS5カブリオレ の試乗レポート・評価

• 

• アウディ

  S5カブリオレ

  2010-09-01 00:00:00.0 発売

  

   

このクルマを一言で表すと？

• 

  momonga

• パワーは余力としての余裕

このクルマの評価

• 総合評価

  3.3

• 外観デザイン

  4.0

  インテリア

  3.2

  走りやすさ

  3.0

S5カブリオレについてのオススメポイント

• アウディのマーケティングは明確な方向性を示しており、購入者に迷いを持たせないと共に、ブランディングにも寄与していますね。御三家と言われるライバル、メルセデス、BMWの二者は通常ラインとスポーツエモーショナルの二本立てですが、アウディは中間グレードとしてSカテゴリーをセッティングしています。ライバルが通常ラインのハイエンドモデルと位置付ける同等パフォーマンスをスポーツグレードに特化させています。この動力性能にコンフォートなサスペンションは不要だと言うメッセージにも感じます。必要以上のパフォーマンスを望まないユーザーにもライバルが中間グレードとしているものをハイエンドとしてアピールします。そして全ての頂点にRSを用意するのはMやAMGと並びます。つまりトップグレードと思わせる車がライバルに比べ、1台多くなり、結果販売のアプローチもしやすく、客のプライドも満たされる構成です。S5カブリオレですが、そう意味ではS5のエンジンを積んだとしてもラグジュアリーよりにしてSを名乗らなくても良い気がしますが、決め細やかなマーケティング優先でしょうか。クーペと同じくアイドリングでは静かでジェントルなV6サウンドですが、アクセルを踏み込むと少しV8っぽいパワフルな音とスーパーチャージャーならではのリアルなトルク感で車を押し出してくれます。強力な加速も固められたサスペンションで不安感の無いコントロール性です。コーナリングもタイトな姿勢を崩さず、コーナリング中のアクセルのオンオフも不自然な挙動を押さえてくれています。通常の走りでは、車のキャパシティの中で遊ばせてくれる懐の深さを感じます。クーペからは絶対的な領域での運動性能は落ちるのでしょうが通常の走りの中で感じることはありません。ただ、あくまでラグジュアリーなクーペとしてスパイスとしてスパルタンなテイストをいれた感じで乗って欲しいですね。おしゃれです。

S5カブリオレについての不満な点

• パフォーマンスとテイストのミスマッチ感をどうとるかですね。

S5カブリオレを運転した後の感想

• 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか？
• 運転後の感想について
• セカンドカーとして持つ車の価値観だと思います。

S5カブリオレ関連ページ

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