Zero FighterさんのCクラスワゴンの試乗レポート・評価

投稿日： 2015-02-08 10:07:34.0

メルセデス・ベンツ

Cクラスワゴン

2014-10-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

Zero Fighter
メルセデス最先端の技術を備えたクルマ

このクルマの評価

総合評価
4.0
外観デザイン
4.0

インテリア
4.0

走りやすさ
4.0

Cクラスワゴンについてのオススメポイント

ロングボンネットとショートオーバーハングの組み合わせによる伝統的なメルセデス・サルーンのスタイリングを形成しながらも、セントラルスタータイプのフロントグリル、ダイナミックな造形のバンパーデザイン、そしてフルLEDヘッドライトなど、最新のメルセデスデザインで仕上げられたクルマ。
フロントからリアへ緩やかに上がるカウンターラインは、ボディをより伸びやかに見せ、下部に向かって大胆に絞り込まれた特徴的な形状のDピラーが、スポーティでありながら官能的なシルエットを形成している。
インテリアは、大きく立体的な曲面を描くインテリアトリムと上質な素材で仕上げられ、クラスを超えた空間を演出している。
また、後方に向けてなだらかに下降するドアパネルのトリムは、エクステリアの特徴的なドロッピングラインと呼応することで、エクステリアとインテリアを結びつけている。
そしてこのクルマ最大のウリは、メルセデス最先端の知能を備えたクルマであること。
安全と快適を革新的な次元で融合した“インテリジェント・ドライブ”。
全方位にわたる高精細な視野と、様々な状況に的確に対応する高度な技術を惜しみなく搭載し、追従運転をサポートするディストロニック・プラスや前走車や歩行者を検知し、衝突事故を防ぐPRE-SAFE®ブレーキなど、自動車の未来に新たな指標を提示する先進技術を実現している。
走りは、第三世代の直噴システムであるBlueDIRECTテクノロジーを採用し、常に最適な燃焼状況を作り出すピエゾインジェクターとスプレーガイド式燃焼システムなどによって、ゆとりある動力性能と高い環境性能を両立している。1.6リッターエンジンと2種類の2.0リッターエンジンを設定している。高度な燃焼管制技術により、ドライバーは意識することなく、低燃費で環境に優しい運転をす行うことができる。
乗り味も一級品。Cクラスに初めて採用されたAIRMATICサスペンションは、連続可変ダンパーとエアサスペンションを電子制御することで、快適性と俊敏性を高いレベルで両立し、通常はエアサスペンションならではの上質でしなやかな乗り心地を、コーナリングやブレーキング時にはバネレートを硬くすることで、ロールやピッチングを抑制する。高速走行時は自動で車高を下げることで空気抵抗を低減させるとともに重心を下げ、優れたスタビリティによる安心感の高い走行性能を発揮する。「Sport」や「Sport＋」モードを選択すればサスペンション制御が固くなり、ロードホールディング性能が向上し、Cクラスの最もダイナミックな醍醐味とも言われるドライビングが愉しめる。また、大きな段差を乗り越えるときなどに車高を上げることもできる。
全てにおいてこれほどに最先端でこれほどに面白いクルマはない。