new-mauさんのRS7スポーツバックの試乗レポート・評価

投稿日： 2015-01-14 12:49:25.0

アウディ

RS7スポーツバック

2014-01-01 00:00:00.0 発売

このクルマを一言で表すと？

new-mau
冷静な凶暴

このクルマの評価

総合評価
3.7
外観デザイン
4.0

インテリア
3.6

走りやすさ
4.0

RS7スポーツバックについてのオススメポイント

ディーラーで行われている試乗キャンペーンを利用し、都内一般道を中心に３０分程試乗しました。
右ハンドル
気づいたオプション　カーボンセラミックブレーキ　

圧倒的な動力性能
低速域からおもいっきりアクセルを踏み込めば、意識が遠のく程の加速をします。（５６０馬力／７５kgm）
以前、同程度のパワーを誇るXKR-Sにも少し乗せて頂き、直線でのフル加速を体験した事があります。それと比較して、加速体勢に入る瞬間の一瞬の蹴りだし（トラクション）は、明らかに今回のアウディのほうが強烈でした。一般公道では、素人であれば怖くて踏み込めない程のパワーです。しかし、その時の挙動は素晴らしく安定していました。

乗り心地は、２０インチの超大径ホイールや、締められたサスペンションを採用している割には、平和なものになっていました。

RS7スポーツバックについての不満な点

ステアリングのフィーリングがいまいち。街中を流す程度の速度域では、電動パワステの制御により、ハンドルが非常に軽く操舵できるようになっているようですが、今回の試乗ではあまりにもそれが軽すぎるように感じました。
また、路面のインフォメーションもあまり伝えないような設定になっているようで、総じてこれだけの大パワー車を操る為のインターフェイスとしては、頼りないように感じました。

インテリアの質感がいまいち。一応カーボンパネルや仰々しいステアリング、専用バケットシートなどは標準でついてくるようですが、基本的なインテリアの質感はノーマルのa7と同じ（もっといえば、A7のベースとなっているA6（６００万円台〜）と同程度）であり、乗り出しで２０００万円以上する超高級車に期待するレベルにはまったくなっていないと感じました。

カーボンセラミックブレーキがうるさい
街中を運転している限りでは、その強烈なストッピングパワーの恩恵に預かれる事はありませんでした。むしろ、ブレーキが冷えている状態だと、カーボンセラミックブレーキ独特のノイズ（配水管を水が流れるような音）がブレーキを踏む最中常に発生してしまい、耳障りに感じました。（100km/hくらいからフルブレーキングをかましてやれば、音は一発で落ち着くとお店のヒトに言われましたが、一般道でそんな事できる筈がありません）