ソーイチローさんのチェロキー の試乗レポート・評価

投稿日: 2014-08-31 12:25:20.0

  • ジープ
    チェロキー
    2014-05-01 00:00:00.0 発売
     

このクルマを一言で表すと?

  • ソーイチロー

  • 紳士な野獣

このクルマの評価

  • 総合評価

    4.3
  • 外観デザイン

    4.6

    インテリア

    4.3

    走りやすさ

    4.3

チェロキーについてのオススメポイント

  • 「ジープみたいなクルマ」
    そう喩えるだけで、誰もがSUVを思い浮かべてしまうほど、日本ではジープというブランドのオフローダーへの印象は強い。

    そんなSUVの老舗のジープが、この度日本へ再投入したのが「チェロキー」だ。

    新型の最大のトピックスは内外装の刷新。
    道なき道を踏破していく武骨で野生味あふれるジープのイメージを覆す、スマートさが全体に備わったのが見所です。

    まずエクステリアは、「7スロットグリル」や「台形ホイールアンダーアーチ」など、ひと目でジープと分かるアイコンをはじめ、切れ長の目元が見るものを圧倒する。さらに、フロントウィンドウを低く寝かせたり、ボディラインに丸みを持たせることで、クーペ的な洗練された印象も纏っている。荒れた道を力強く走破していく姿はもちろん、高層ビルの立ち並ぶ都会を颯爽と走っていても、不自然な感じはありません。

    インテリアも曲線を用いて流麗感を表現。中央に構える大型の液晶画面や多くのスイッチ類がハイテクを感じさせます。

    ボディサイズは同社の「コンパス」と「グランドチェロキー」の中間にあたり、ジープ独自の“コマンドポジション”という上から見下ろすような高めのアイポイントのおかげで非常に視界がいい。しかも、ドライビングポジションはフツ―のクルマと変わらないので、すんなりと体に馴染むのも好印象。試乗中に不便を感じることはなかったです。

    その走りも見た目どおり、パワフル、かつ、スマートなものでした。
    新型「チェロキー」には9速!?のオートマティックトランスミッションが搭載されていますが、街中で出番があるのはせいぜい6速まで。それでも、2.4L直列4気筒エンジン(177ps/229Nm)が発生させるパワーを、的確に伝えてくれるので、その走りに力不足感はありません。ちなみに、もっとパワーやサウンドに迫力が欲しい方にはV6(272ps/315Nm)も用意されています。
    荒れた路面を走るときは、舗装路に比べて、より細かなアクセルとブレーキの加減が求められる。そのために、各ペダルに段差を設けることで踏み間違いをはじめ、細かな調整を可能とする独自のレイアウトもさすがにオフローダーづくりに長けているブランドだけあると思わせてくれます。

    さらに、荷室の使い勝手も良い。
    後席を倒せばフルフラットなフロアになりますし、助手席も前方に倒すことで長尺物も積載できる。荷室口も四角いので積み込む際も楽チンです。さらに、左側面には「ラックカーゴマネジメントシステム」が設けられており、専用のバッグや応急救護セット、クーラーボックスを自在にセットすることができます。

    いまや多種多様なSUVがひしめく中で、老舗のジープがつくったというだけあって、その走りや機能からは超一級品のもつ本物感が感じられる。その本物だけがもつ独特の味わいを楽しみたい方にはうってつけの一台です。

チェロキーについての不満な点

  • オフロードを走ることも想定しているので、サスペンションのストロークが大きく、強めの凹凸を越えた際に生じる上下動が気になります。コーナーでも車体がやや大きく沈み込みます。

    オフロードに特化したグレードの「Trailhawk」を設けているのならば、それ以外はもっとシティーユース向けの足回りであってほしいです。

チェロキーを運転した後の感想

  • 乗る前と乗った後、クルマのイメージは同じでしたか?
  • 運転後の感想について
  • この度、日本に上陸した新型「ジープ・チェロキー」のグレードは、エントリーグレードの「Longitude(379万800円)」、豪華版の「Limited(461万1600円)」、そしてオフロード走行に特化した「Trailhawk(429万8400円)」の3種類が用意されています。

    キャンプやスキーなど、アウトドアレジャーをとことん楽しみたい方は「Trailhawk」がオススメ。最低地上高は220mmとやや高くなって、オーバーフェンダーやルーフレールが標準で備わるほか、悪路を走るのに必要な機能が充実する本格派の一台です。

    一方、街乗りがメインの方には今回の試乗車の「Longitude」がお買い得です。
    シートがファブリックとなるほか、駆動方式はFF、エンジンは直列4気筒と、「Limited」と比べて見劣りする部分もありますが、先述したようにパフォーマンスにはムダがありません。

    最後に、セーフティパッケージⅠ(32万4000円)の追加も検討して頂ければと思います。
    全車速追従クルーズコントロールや車線逸脱警報が搭載されるのはもちろん、運転席が電動調整式となるなど、「Limited」と同等の安全性と快適性を得られるのでオススメです。

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    2014-05-01 00:00:00.0 発売
     

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この試乗レポート筆者のプロフィール

  • “クルマ好き×ゆとり世代”のソーイチローです。 若者目線をコンセプトにクルマを評価しています。 ブログ:いつも”ゆとり”をもって http://minkara.carview.co.jp/userid/1524239/blog/ よろしくお願いいたします(*^_^*)

    投稿者情報

     都道府県:神奈川県
     年齢:20代
     性別:男性
     職業:クリエーター系
     家族構成 : 独身

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